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キースイッチを交換可能! こだわりマウス「ROG Chakram X」を試して分かったことアナログスティックも装備(3/4 ページ)

ASUS JAPANの「ROG Chakram X」は、アナログジョイスティックやホットスワップ対応マイクロスイッチといったユニークな機能を備えたゲーミングマウスだ。有線でも無線でも使えてQi充電もサポートした実機を細かく見ていこう。

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ジョイスティックやボタンは割り当てをカスタマイズ可能

 ボタンへの割り当ては、ボタンとジョイスティックで合計11個がカスタマイズ可能だ。変更する項目は「マウス機能」「キーボード機能」「マルチメディア」などのカテゴリーに分けて選べるが、キーボード機能の場合はキーを押すことでも割り当てるキーを決定できる。


キーの割り当ては「ボタン」タブで行う

 プロファイルは「Profile1」~「Profile5」までのプリセットが用意されており、ジョイスティックをアナログで使用する際にはProfile3を選ぶ必要がある。

 ジョイスティックの調整は「水平ジョイスティック」と「垂直ジョイスティック」の2つを選択できるが、水平だと前後方向がX軸に、上下方向がY軸になるが、垂直の場合は逆で、上下がX軸、前後がY軸になる。Profile3のデフォルトは水平ジョイスティックだが、キャラクターを前進させるのはY軸が基本となるので、垂直ジョイスティックの方が直感的に利用できるだろう。

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 実際に「DEATH STRANDING」「ファイナルファンタジーXIV」「ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島」などのゲームタイトルで試してみたところ、親指でジョイスティックを動かしてキャラクターを操作しつつクリックしたり、ボタンを押したりするのはかなり難しい。逆にアナログモードではなくデジタルモードにして、機能を割り当てる方が使い勝手はよいと思う。


Profile3でジョイスティックをアナログモードにした設定が使える

ジョイスティックを操作するにはかなり深く「かぶせ持ち」をする必要があるが、操作はやや難しい

 この他にも、LEDタブではライトの光り方の調整が可能で、同社製品でAura Syncに対応する他のデバイスを持っている場合は、協調したライティングにすることができる。キャリブレーションタブはマウスパッドの識別較正ができ、「手動調整」では使っている環境に最適化可能だ。電源タブは、バッテリーの残量やスリープに移行するまでの時間を設定できる。


LEDの光り方を調整できるLEDタブ

マウス前方はホイールとクリックボタンのあたりが光る

背面にあるROGのロゴも光る

付属の交換パーツをセットして光らせた状態

使っているマウスパッドの較正を行えるキャリブレーションタブ

スリープに移行するまでの時間などを設定するキャリブレーションタブ

 最後に、ユーティリティーを使ってマウスセンサーの精度を見ていこう。

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