瑞起が「DanceDanceRevolution」のミニチュア版を開発 10月10日19時から出資を受け付け 1口4万3780円
瑞起が、1998年にリリースされた業務用ゲーム機「DanceDanceRevolution(ダンスダンスレボリューション)」のミニチュア版を開発した。10月10日19時からクラウドファンディングサイト「Kibidanngo(きびだんご)」で出資の募集を開始し、早ければ2024年夏には出荷される予定だ。
瑞起は10月10日19時から、ミニゲーム機「DanceDanceRevolution Classic Mini (ダンスダンスレボリューション クラシックミニ)」をクラウドファンディグサイト「Kibidanngo(きびだんご)」を通して出資を募ることを明らかにした。支援(販売)額は1口4万3780円(税込み)で、700口の出資を目指す。出資が成立した場合、早くて2024年夏頃から発送される予定だ。
DanceDanceRevolution Classic Mini の概要
DanceDanceRevolution Classic Mini は、コナミ(現コナミアミューズメント)が1998年にリリースした業務用音楽ゲーム「DanceDanceRevolution(ダンスダンスレボリューション、DDR)」の25周年プロジェクトの一環として登場する。
本体は1998年に発売されたもの(※1)を約5分の1のサイズにしており、スピーカー周辺のライトも本物と同様に光る。約5型の液晶ディスプレイ(1024×768ピクセル)も内蔵されているため、単体でもゲームを楽しめる。
(※1)現在は「旧筐体」と通称されるもの(業務用「Dance Dance Revolution SuperNOVA」のリリース時に新規販売された本体も「旧筐体」に含まれる)
付属するコントローラーもオリジナルの5分の1となっているため、プレイは基本的に“指”で行うことになる。オリジナルでは本体に備わる選択ボタン(左/決定/右)も、このコントローラーに統合されている。選択ボタンを付属の「セーフティバー」で隠せば、ほぼ完全なミニチュア版として楽しめる。
なお、コントローラーはUSB接続で、Windows PCにつなぐとサブスクリプションゲーム「DanceDanceRevolution GRAND PRIX」でも利用可能だ。
DanceDanceRevolution Classic Miniを、どうしても「大画面でやりたい!」「足でやりたい!」という場合も対応はできる。
本体にはHDMI出力端子があり、別売のHDMIケーブルを用意すれば映像を外部出力できる。出力解像度は720p(1280×720ピクセル)となる。
コナミアミューズメントが発売した「DanceDanceRevolution専用コントローラ」を持っている人は、本体のUSB端子につなぐことで足でプレイできるようになる。ただし、このコントローラーは現在販売されていないので、気になる人はECサイトを随時確認したい。
- →周辺機器・デバイス(コナミスタイル)
コナミアミューズメントの「DanceDanceRevolution 専用コントローラ」を使えば足でもプレイできるのだが、現在は販売されていない。DanceDanceRevolution Classic Miniに合わせて再販されるといいのだが……
本機にはDDRの他、1999年にリリースされた「DanceDanceRevolution 2ndMIX」「DanceDanceRevolution 3rdMIX」も収録されているという。本体にはこれら3作のステッカーのレプリカも付属しており、自分でコンバーション(バージョン変更)作業……もとい、本体の着せかえを行えるようになっている。
なお、収録される楽曲だが、公式サイトにはコナミ(当時)のオリジナル楽曲の一部しか紹介されていない。
業務用のDDRシリーズでは、シリーズの第7作である「DanceDanceRevolution EXTREME」まで東芝EMI(現ユニバーサル ミュージック)のダンスコンピレーションアルバム「Dancemania(ダンスマニア)」とタイアップしており、多数のダンスミュージックが収録されていた。Dancemania由来の楽曲(いわゆる「ライセンス楽曲」)の収録数は、注目ポイントの1つといえる。続報に期待したい。
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