ニュース
「コロナ前に戻りましたって感じかな」――アキバの2024年年明け:古田雄介の「アキバPickUP!」(4/4 ページ)
年が明けた秋葉原は多くの人で賑わっていた。PCパーツショップの売れ行きも上々だった様子だ。年末ぎりぎりに入荷した新製品や、これから流通する製品の動向もレポートする。
AMD EPYC用&Xeon W-3400/W-2400用マザーのサンプルが到着
オリオスペックには、ASRockからサーバ/ワークステーション向けマザーボードのサンプル品が2モデル到着していた。価格を確定次第、注文を受け付けるという。
「GENOAD8X-2T/BCM」はAMD EPYC向けのEEBフォームファクター(305×330mm)対応モデルで、PCIe 5.0 x16対応スロットを7基備えている。電源コネクターは24ピンに3基のEPS 12Vが並ぶ構成だ。
もう1つの「W790D8UD-1L1N2T/BCM」は、Intel W790チップセットを搭載したXeon W-3400/W-2400用のマザーボードとなる。microATX(244×244mm)よりも一回り大きいDeep microATX(264×266mm)の基板を採用しており、GENOAD8X-2T/BCMと同じく8基のDDR5スロットを備えている。
advertisement
同店は「電源コネクターが独特で面白いですよね。基板も両方とも普通の製品の2倍くらいの厚みがあって、見応えがあります」とうれしそうにしていた。
関連記事
4万円切りのGeForce RTX 3060カードや1万円切りの105Wソーラーパネルが買える3連休
年が明けて流通が動き出しつつも、成人式までは年末年始セールも続く。今週買えるグラフィックスカードの特価品や、年初から注目度が格段にアップした値下げ品に注目したい。立体での「映え」を意識する潮流が生まれた2023年
1年を通して振り返ると、とりわけショップ内の様相が大きく変わったのはPCケース売り場かもしれない。10万円超のマザーボードが増え、96コアのCPUも登場した。年の瀬に2023年のアキバ自作街を振り返ろう。街は回復するも、自作予算の青天井は止まらない
コロナ禍が収まった電気街の様子は2019年以前に近くなったが、売れ筋パーツの価格はその頃から大きく上昇している。とりわけ目立つのはグラフィックスカードだ。前編はそこにスポットを当てて2023年を振り返る。曲面ガラス採用のピラーレスケース&スニーカー型PCがショップ店頭に登場
年末年始はPC一新の需要が高まるタイミングでもあり、それを見越して斬新なPCケースが並ぶ時期でもある。ピラーレスのPCケースも多彩なモデルから選べる。DeepCoolから空冷ハイエンドCPUクーラー「ASSASSIN IV」のホワイトがデビュー
年の瀬が近づき、大型の新製品が複数登場している。CPUクーラーでは、物理的にも大物な「ASSASSIN IV WH」が売り場に並んだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.