Windows 10サポート終了から半年、シェア7割に迫るWindows 11――その裏で進むOSの“断絶”と再統合:Windowsフロントライン(2/2 ページ)
Windows 10のサポート終了(EOS)から半年が経過し、順調にシェアを伸ばすWindows 11。しかし2026年、そのアップデートサイクルに異変が生じようとしている。最新の市場シェア動向と併せて解説しよう。
順調に増加するWindows 11のシェア
Windows 10 EOS(End Of Service)という一大イベントが2025年10月に終わり、Windows 11のシェアは順調に伸び続けている。メモリ不足を警戒した駆け込み需要などで2025年末のMicrosoftを含むPC各社の決算は好調だったが、新しいPCが増えるということは、それだけWindows 11のシェアが上昇したことを意味し、Windows 10は今後シェア減少の一途をたどることになる。
参考値だが、StatCounterの世界のWindows PCのOSシェアはWindows 10が2026年1月時点で35.77%なのに対し、Windows 11は62.41%まで上昇している。日本に限定すれば、同月時点のWindows 10のシェアが29.09%なのに対し、Windows 11は69.44%とほぼ7割の水準まできている。
もう1つ参考値としてValveのSteamプラットフォームにおけるWindows OSのシェアを見ると、Windows 11は66.71%とStatCounterの2つのデータの中間くらいの数字になっている。大枠でみて、Windows 11と10で7:3くらいのシェアにあると考えていいのかもしれない。
企業ユーザーを中心に、今後はさらにWindows 10から11への移行が進むとみられ、Windows 10のシェアは今後も漸減していくだろう。約1年後の2026年末時点でWindows 10のシェアは10%台後半くらいまで減少していくと予想する。
関連記事
Windows 11 26H1は「Qualcomm Snapdragon X2」専用に/「東京ゲームショウ2026」は初の5日間開催
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、2月8日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!2026年のWindows 11は年2回更新へ──先行する「26H1」と本命「26H2」の複雑な関係
MicrosoftはWindows 11において「年1回の大型アップデート」を基本方針としているが、2026年はそのサイクルが大きく変わる年になりそうだ。2026年前半に登場見込みの「26H1」と、後半の「26H2」の関係と、複雑化するアップデートの全体像を整理する。生成AIが笑ってしまうほど高速に――Qualcommが450TOPSの“外付け”NPUを開発 Dell Technologiesのx86ノートPCに搭載
Qualcommは自社のSnapdragon Xシリーズを搭載するPCを強く訴求している。しかし、COMPUTEX TAIPEI 2025に合わせて設置したプライベート展示場に足を向けると、なぜかx86 PCが主体となって展示されているコーナーがあった。どうやら、Qualcommの“新製品”が展示されているそうだ。Epic GamesのアンチチートツールがArm版Windowsに対応完了 “スナドラ”搭載PCで遊べるフォートナイトも近日リリース
3月に対応を予告していた「Easy Anti-Cheat」のArm対応が完了した。レノボの小型PC「ThinkCentre neo 50q Tiny Snapdragon」を試す ArmアーキテクチャのデスクトップPCはアリ?
レノボ・ジャパンが、Snapdragon X搭載の小型PC「ThinkCentre neo 50q Tiny Snapdragon」を発売した。今までノートPCばかりだったArmアーキテクチャのWindows PCだが、ようやくデスクトップの選択肢も出てきた格好だ。実際に試してみよう。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.