最新PCサブスクからオンデバイスAI、カラフルなエッジPCまで「情シスの負担を減らす」最前線を見てきた:Japan IT Week 春 2026(1/3 ページ)
4月8日から10日の間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で「Japan IT Week 春 2026」が開催された。この記事では、パナソニック コネクトグループ、MSI、日本シャトルブースの様子を紹介する。
4月8日から10日の間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で「Japan IT Week 春 2026」が開催された。本展示会は、システム運用、AI/業務自動化、DX技術が一堂に会する国内最大級の商談会だ。
「AI PC」という言葉が前面に出始めた2年前と比べると、現在は業務におけるAI活用が当たり前となった。そのこともあって、Japan IT WeekでもAI PCはもちろん、AIを活用した業務ソリューションの展示も充実するようになった。情報システム(情シス)担当者に焦点を当てたブースや講演も多くなった。
この記事では、筆者が気になったブースの一部を紹介する。
パナソニック コネクトグループ:情シスに役立つソリューションを展示
パナソニック コネクトグループブースでは、最新の「Let's note」の展示と、2019年から展開しているPCのサブスクリプションサービス「スリムワークサポート」の紹介の2つがメインだった。
企業や団体が従業員用PCを調達する場合、自社で調達(購入)するか、システムインテグレーター(SIer)を通してリース契約をすることが多い。
長期的に考えると、購入した方が調達コストは抑えられる。しかし、購入はどうしても初期費用が大きくなってしまい、キッティングや運用管理における情シスの負担も増えてしまう。
一方で、短期~中期で使うPCであればリース調達が有利に働くことも多い。初期費用も抑えられるが、故障やトラブルが発生した場合は原則としてSIer(またはリース会社)を介して修理/サポートの依頼をしなければならない。ゆえに、故障時の修理に余計な時間が掛かってしまいがちだ。
これらの課題を解決することを目指して生まれたのが、スリムワークサポートだ。
本サービスでは、PCを月額払いのサブスクリプション(契約期間は「36カ月」または「48カ月」から選択可能)で利用できる他、PCに対する有償修理に適用できる動産保険(※1)やライフサイクルマネジメント(LCM)サービスもセットで利用できる。
サブスクリプションで提供するPCは、自社のLet's noteや「TOUGHBOOK」だけでなく、「業務の性質上、当社以外のPCが適している場合もある」(説明員)ことから、他社製も用意している(※2)。PCの稼働状況や故障/劣化情報は、Webベースの管理ツールを介して把握可能で、情シスが先んじて修理手配を進めるといったこともできる。
(※1)動産保険は基本4年で、有償で最大5年まで延長可能(6年以上の場合は応相談)。基本保険では自然故障の範囲をカバーしており、破損/水ぬれ/天災対応と、盗難対応については有償オプションとなる
(※2)他社製PCの場合、Let's note/TOUGHBOOKとサービスの提供条件が一部異なる(要問い合わせ)
このサービスでは、「キッティング」や「予備機運用/ヘルプデスク」を受託する有償オプションも用意されている。これらは情シスにとって負荷の重い業務として知られており、ある意味、“面倒ごと”まで任せられるのは心強い。
なお、有償オプションの料金は、PCのサブスクリプション料金に加えて月額払いとなる。月ごとの経費として扱えるため、経営側が予算を立てやすく、経理部の手を煩わせることも少なくなる。
Let's noteは、3月17日に発表されたばかりの12.4型「SC」と14型「FC」、そして2026年秋に発売予定の13型「NC」(ただしモックアップ)が展示されていた。最軽量構成の重量は、SCが約919g、FCが約1039gと軽く、持ち運びやすいのが魅力だ。軽量設計ながら、高さ76cmの机から落としても、都会の満員電車の圧力(100kgf)が加わっても壊れない丈夫さを確保している。
モックアップではあるものの、NCを一般向けに展示するのは初めてとのことだった。
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