新スタイルの共用オフィス空間である「コワーキングスペース」は、新しいコミュニティが生まれる場所としても注目され、都市部を中心に急増している。そんなコワーキングスペースの中に、EIZOのカラーマネジメント液晶ディスプレイ「ColorEdge」が期間限定で自由に使える場所があるという。これは試してみる価値が大いにありそうだ。
昨今、新しいスタイルのオフィス環境として注目されているのが「コワーキングスペース」だ。Co(共に)、Working(仕事をする)、Space(場所)の名前が示す通り、さまざまな人々が集まって共用できるオフィス空間となっている。
既存のレンタル/シェアオフィスと大きく違うのは、中心となる執務室が個室ではなく、座席が決められていないオープンな空間であり、利用者が参加できるイベントやコラボレーション企画を積極的に行うなど、コミュニティの育成を後押しする機能も備えていることだ。
コワーキングスペースの利用者は幅広いが、起業家やフリーランス、ノマドワーカー(ノートPCやタブレットを常に携帯し、場所を選ばずに働く人)など、比較的単独で働くことの多い人々が集まって交流し、情報や技術、人的ネットワークなどを共有することで、多くの効果を期待できるとあって、都市部を中心に急増している。
そんな今話題のコワーキングスペースで、ディスプレイメーカーのEIZOが面白い試みを始めている。同社は東京と大阪にある22カ所のコワーキングスペースにて、期間限定で色再現性が非常に高いカラーマネジメント液晶ディスプレイ「ColorEdge」(カラーエッジ)を設置し、無料で試用できるキャンペーンを実施中だ(コワーキングスペースの利用料金は別途必要)。期間は2013年8月31日までを予定している。
ColorEdgeが設置されたコワーキングスペース | ||||
---|---|---|---|---|
東京 | ||||
最寄り駅 | スペース名 | 住所 | URL | 台数 |
赤坂見附 | Hatch | 東京都港区赤坂4-9-25 新東洋赤坂ビル5階 | http://hatchcowork.com/ | 1 |
秋葉原 | New Work Place CERO | 東京都千代田区神田佐久間町1-14 第2東ビル8階 | http://cero.in/ | 2 |
恵比寿 | Open Network Space | 東京都渋谷区恵比寿南3-5-7 代官山DGビル(デジタルゲートビル)2階 | http://space.onlab.jp/pricing.html | 2 |
外苑前 | スタイル南青山 | 東京都港区南青山3-1-5 ラ・クラースビル5階 | http://style-tokyo-office.net/ | 2 |
学芸大学 | TREE7Coworking | 東京都目黒区鷹番3-16-8 浜崎ビル2階 | http://coworking-tree7.com/ | 2 |
経堂 | PAX Coworking | 東京都世田谷区経堂1-25-18 吉川水産ビル3階 | http://pax.coworking.jp/ | 2 |
高円寺 | こけむさズ | 東京都杉並区高円寺北3-1-9 青田ビル201 | http://kokemusazu.com/ | 2 |
渋谷 | 渋谷の電源カフェ beez | 東京都渋谷区渋谷2-22-14 渋谷二丁目ビル7階 | http://beez.co/ | 1 |
渋谷 | Connecting The Dots | 東京都渋谷区神南1-20-7 川原ビル6階 | http://www.dots.bz/ | 2 |
渋谷 | Creative Lounge MOV | 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階 | http://www.shibuyamov.com/ | 2 |
渋谷 | PoRTAL | 東京都渋谷区渋谷1-17-1 TOC第2ビル3階 | http://www.hituji.jp/portal/ | 3 |
渋谷 | StartUp44田寮 | 東京都渋谷区桜丘町30-4 渋谷アジアマンション202 | http://www.lessmore-yoshidaryo.com/ | 2 |
渋谷 | ten-to | 東京都渋谷区渋谷1-17-1 TOC第2ビル 2階 | http://ten-to.com/ | 2 |
下北沢 | 下北沢オープンソースCafe | 東京都世田谷区代田6-11-14-G1 | http://www.osscafe.net/ja/ | 1 |
新宿 | HAPON 新宿 | 東京都新宿区西新宿7-4-4 武蔵ビル5階 | http://hapon.asia/shinjuku/ | 2 |
水道橋 | ネコワーキング | 東京都千代田区3-10-5 原島第三ビル202 | http://necoworking.com/ | 2 |
高幡不動 | ZEN Coworking | 東京都日野市高幡2-25 開運井村ビル2階 | http://zen-coworking.com/ | 1 |
六本木 | NOMAD NEW’S BASE | 東京都港区西麻布1-10-8 | http://newsbase.in/pc/ | 2 |
大阪 | ||||
最寄り駅 | スペース名 | 住所 | URL | 台数 |
十三 | JUSO CoWorking | 大阪府大阪市淀川区十三東1-17-13 水交ビル303 | http://juso-coworking.com/ | 2 |
谷町6丁目 | 往来 | 大阪府大阪市中央区谷町6-5-26 複合文化施設「萌」2階 | http://ourai.jimdo.com/ | 1 |
本町 | Osakan Space | 大阪府大阪市中央区備後町3-6-2 大雅ビル10階 | http://www.osakan-space.com/media | 2 |
四ツ橋・西大橋 | シゴトバBASE北堀江 | 大阪市西区北堀江1-18-17 モトバヤシ3階 | http://www.shigotoba-base.com/ | 2 |
ColorEdgeといえば、印刷業界やデジタルフォト分野を中心に幅広い採用実績を誇るカラーマネジメント液晶ディスプレイの定番ブランドだ。独自の高画質化・表示安定化技術を多数搭載したうえで、高精度なハードウェアキャリブレーションにも対応し、工場で表示のばらつきを1台ずつ調整してから出荷するなど、高度な色再現性が求められる業務で厚く支持されてきた。
EIZOはコワーキングスペースに集う高感度なクリエイター層に、カラーマネジメント液晶ディスプレイの有用性やColorEdgeの魅力をより広く、より深く伝えたいとの思いから、同社初となるこのキャンペーンを実施したという。
コワーキングスペースに設置されたのは、ColorEdgeシリーズの主力となる24.1型モデル「ColorEdge CX240」だ。ディスプレイに専用カラーマネジメントソフトウェア(ColorNavigator)と専用センサー(EX2)がセットになったオールインワンパッケージの「CX240-CNX」を試用できる。同社直販サイト「EIZOダイレクト」での販売価格は10万4800円だ(2013年6月21日現在)。
ColorEdgeは2012年夏にラインアップを一新し、コストパフォーマンスに磨きをかけたが、それでも個人で活動する多くのクリエイターにとって、この価格は安くないだろう。カラーマネジメント液晶ディスプレイは、じっくり吟味してから導入を決めたいと思う方も多いはずだ。
このキャンペーンは、普段仕事で使っているデータや作品をColorEdge CX240-CNXに映し出し、色の確認や作業をじっくり行い、その導入効果を体感できる貴重なチャンスとなる。この夏、色にこだわりがあるクリエイターの方は、同製品が設置されたコワーキングスペースに足を運んでみることをおすすめしたい。
今回は新宿区西新宿にあるコワーキングスペース「HAPON 新宿」を訪ね、実際にクリエイターのゴロゥさんにColorEdge CX240-CNXを試用してもらい、その感想を聞いた。
ゴロゥさんは、イラスト、デザイン、Web制作を中心にフリーランスで活動しているクリエイターだ。普段から「15インチMacBook Pro Retinaディスプレイモデル」(以下、MacBook Pro Retina)とテザリング用の「iPhone 5」を持ち歩き、カフェや図書館を移動しながらノマドワークを行い、コワーキングスペースの運営者とも交流がある。そんな時間や場所に束縛されないワークスタイルを実践するゴロゥさんは、ColorEdge CX240-CNXをどう評価するのだろうか。
まずはディスプレイのセットアップから。HAPON 新宿に設置されたColorEdge CX240-CNXと、ゴロゥさんが持ち込んだMacBook Pro Retinaを接続することから始めよう。
ColorEdge CX240-CNXはMacが積極的に採用するDisplayPortの入力端子を標準搭載し、製品にはMini DisplayPort用の変換ケーブルも付属しているため、これをMacBook Pro RetinaのThunderboltにつなげば、すぐに外部ディスプレイとして利用可能になる。ディスプレイのコントロールを行うためのUSBケーブルも一緒につないでおく。
これでケーブルの接続は完了だ。旧来のコネクタ(DVIやD-Sub)に比べて、Mini DisplayPortのコネクタは小型で着脱も楽に行える。この容易さならば、コワーキングスペースで手軽に試してみる気にもなるだろう。ゴロゥさんも「自分で変換アダプタなどを持っていなくても、Thunderboltで簡単につながるのがいいですね」と高評価だ。
このままでもColorEdge CX240-CNXは高品位な外部ディスプレイとして使えるのだが、せっかくなのでEIZO独自のカラーマネジメント機能も試してみよう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
提供:EIZO株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2013年6月27日
ディスプレイの購入を検討する際、どの映像入力に対応しているかは必ずチェックするべき重要項目の一つだ。現在主流のインタフェースや今後注目すべきインタフェースを中心に最新事情をまとめた。
スタートメニューの復活をはじめ、デスクトップUIがより使いやすくなった「Windows 10」には、「マルチディスプレイ」の操作性を高めるための工夫も見られる。実際にWindows 10搭載のノートPCとデスクトップPC、そして2台のディスプレイを使って、マルチディスプレイ活用テクニックを見ていこう。
スマートフォンやタブレットから始まったディスプレイの高画素密度化は、PCディスプレイの世界にも波及。2014年にはPC向けの4Kディスプレイが台頭し、画面サイズ、解像度とともに、「画素密度」の把握が製品選びで重要になってきた。今回は最新の技術動向も含め、ディスプレイの高画素密度化をテーマに解説する。
PC、スマートフォン、タブレット――いつもディスプレイに囲まれて、目や首、肩に余計な負担がかかっているのでは? 心当たりがある人は、症状が悪化する前に、これを読んで今すぐ対策しよう。
PCディスプレイの標準仕様がフルHDとなった今、より上質の作業環境を望むなら、次に狙うべきは「4K2K」なのか? 否。設置スペースさえ許せば、もっといい方法がある。そう、“超”高解像度を手軽に実現できるマルチディスプレイというさえたやり方が――。
ディスプレイから目を守るメガネ「JINS PC」が人気だ。エネルギーの強い青色光を特殊なレンズで防ぐことで、目にかかる負担を軽減できるという。これと同じように、ナナオもディスプレイメーカーの立場から長期に渡って疲れ目対策を講じており、その最新モデル「FlexScan EV2335W」にはさまざまな機能が備わっている。それでは、目の疲れに敏感なJINS PCの担当者は、FlexScan EV2335Wの表示をどう見るのだろうか?
今や生活の一部になりつつある電気製品の「節電」だが、どこまで意識して実践できているだろうか。液晶ディスプレイの節電を考えた場合、日ごろの運用で無駄に電気を使っていないか、そして効果的な省エネ策とは何なのか、今こそ普段の利用スタイルを見直してみよう。
スマートフォンをはじめ、iPadなどのスレート型端末、デジタルカメラの背面液晶、ニンテンドーDS、そしてWindows 7など、最近注目を集めるデジタル製品はタッチパネルへの対応が1つのキーワードになっている。ひとくちにタッチパネルといっても、画面に触れた指やペンを検出する方式はさまざまだ。今回はタッチパネルの基本的な検出方式を取り上げ、その特徴と最適な用途について紹介しよう。
動画コンテンツの魅力を最大限に引き出すには、“動画の”表示品質に優れた液晶ディスプレイが必須だ。今回はいくつかのサンプル動画を用意し、液晶ディスプレイにおける動画の表示品質をチェックしていこう。
普段から何気なく使っている液晶ディスプレイの表示品質を、きちんと確かめてみたことはあるだろうか? テストパターンなどを使ってチェックしてみると、普段気付かなかった表示品質の問題点に気付くことも少なくない。今回は液晶ディスプレイの表示品質を評価するための基本的なポイントと、誰でも手軽に試せる方法を紹介しよう。
EIZOの4K対応31.5型ディスプレイ「FlexScan EV3237」、23.8型エンターテインメントディスプレイ「FORIS FS2434」が、PC USERアワード2014年下半期「ディスプレイ部門」にてそれぞれゴールドとシルバーを受賞。各製品に込められたEIZOならではのこだわりを開発陣に聞いた。
マルチディスプレイ環境はなにかと便利だが、画面と画面の間に挟まるフレームが見た目のノイズになってしまうのは難点だ。しかし、EIZOが新たに投入した「フレームレス」デザインの液晶ディスプレイ「FORIS FS2434」であれば、この問題もほとんど解決できるハズ。実際に使ってみると、多くのユーザーは「これまでのマルチディスプレイは何だったのか……」と衝撃を受けるのではないだろうか?
動きが激しいゲームや入力タイミングが厳しいゲームでは、液晶ディスプレイの性能が勝敗に影響することも少なくない。EIZOが満を持して投入した「FORIS FG2421」は、業界初の240Hz駆動技術を搭載しつつ、入力の遅延も極限まで抑えた、非常に先進的なゲーミングディスプレイだ。その性能をトップゲーマーはどう評価するのか、国内でも実力派のFPSチームにじっくり試してもらった。
新スタイルの共用オフィス空間である「コワーキングスペース」は、新しいコミュニティが生まれる場所としても注目され、都市部を中心に急増している。そんなコワーキングスペースの中に、EIZOのカラーマネジメント液晶ディスプレイ「ColorEdge」が期間限定で自由に使える場所があるという。これは試してみる価値が大いにありそうだ。
カラーマネジメント液晶ディスプレイを導入すれば、デザイン業務の効率化や完成度の向上が期待できる。とはいえ、「そんなことは分かっているけど、とても高くて導入できないから、ちょっといい通常のディスプレイでガマンするしかない」といったデザイナーは少なくないだろう。ナナオの「ColorEdge CX240」は、「いつかは、カラーマネジメント液晶ディスプレイ!」と願う、こうしたユーザーにとって福音となるかもしれない。
カメラと写真の総合イベント「CP+2012」では、ナナオがデジタルフォトに最適なEIZOディスプレイを展示し、ビギナーでも気軽に実践できるカラーマッチングを提案。写真好きの来場者から熱い視線が注がれた。それでは、デジカメレビューでおなじみのフォトグラファー永山昌克氏に、その実力はどう映ったのだろうか?
EIZOの4K対応31.5型ディスプレイ「FlexScan EV3237」、23.8型エンターテインメントディスプレイ「FORIS FS2434」が、PC USERアワード2014年下半期「ディスプレイ部門」にてそれぞれゴールドとシルバーを受賞。各製品に込められたEIZOならではのこだわりを開発陣に聞いた。
徐々に数を増やしつつあるPC向け4Kディスプレイ。先物買いの印象があるかもしれないが、ディスプレイに関するさまざまな問題を解決し、極上の表示環境が得られる「先進的かつスマート」な選択肢なのだ。特にEIZO初の4Kディスプレイ「FlexScan EV3237」は、長い目でディスプレイ選びを考えた場合、有力候補に挙げられる。
EIZOの東京ショールームが銀座3丁目から7丁目に移転し、リニューアルオープンした。ホビーからビジネスまで幅広いユーザー層をカバーするほか、特定用途向けディスプレイの展示も充実。「ディスプレイの今」を体感できる。無料のセミナーやワークショップ、ギャラリーにも注目だ。