今年はこれかっ! 展示ブース“スタッフ”リポート:COMPUTEX TAIPEI 2008
イベントリポートとなると、忘れちゃいけない“お姉さん”。しかし、2008年で紹介するのはいつもとちょっと路線が違うようだ。
COMPUTEX TAIPEI 2008でも、たくさんのコンパニオンさんたちが、展示ブースを盛り上げるべく活躍されておりました。Taipeiのイベントで登場するお姉さまのコスチュームは日本のイベントのそれと比べて、なんといったらいいか、それはもうたいそう違います。そんなこんなで、毎年、毎年、こんな、こんな、こんな感じで紹介してきましたが、「うーん、何かが違う」と思う最近の筆者でありました。
台湾で開かれるイベントに日本から訪れる関係者は「いやー、こちらの女性は“かわいい”ですね」と口をそろえます。なんともうしましょうか、素朴というのでしょうか、知的というのでしょうか、化粧が薄いというのでしょうか、日本の女性が「動的」と表現できるなら台湾は「静的」と表現したくなる女性が多いように感じます。
で、COMPUTEX TAIPEI 2008で大活躍のコンパニオンのお姉さんたちですが、そういう「正統派台湾女性」という軸から、やや「アグレッシブ」な方向にシフトしてしまっているのではないかと考えるにいたりました。
では、「正統派台湾女性」はどこにいるのかと。そこで、ブースの前面に展開しているコンパニオンさんから、ブースの奥に視点を移してみます。おー、いました、いました。各ベンダーのスタッフさんです。
ということで、「ITmediaさん、だから、それは販促、いや反則でしょう」と毎年他誌スタッフから指摘されている「この」企画、2008年はいつもとちょっと違う方向で紹介することにいたします。
GIGAGYTEは、専用のコーナーを設けて省電力性能をアピールしていた。このような環境に対する取り組みを訴求するのがCOMPUTEX TAIPEI 2008におけるブームだったようで、同様の展示はほかのPCパーツベンダーでも確認された
日本では、どうしてもASUSやGIGABYTE、MSIの影に隠れてしまいがちなabitだが、台湾のイベントではがんばっている。2008年もゲーミングPCや液体窒素を使ったオーバークロックイベントなどで盛り上がっていた
なんといっても「Aspier One」が目立ったacerブース。これまで日本では地味だったが、COMPUTEX TAIPEI 2008に参加していた日本部隊のスタッフは「これから、どんどんプッシュしていきます」とやる気満々だった。
これまで「手堅い」「でも地味」というイメージだったFoxconnだが、COMPUTEX TAIPEI 2008では「Concert」「Mambo」「BlackOps」「MARS」「DESTROYER」「DREADNOUGHT」といった、HD機能を充実させたマザーや高性能ゲーミングPC向けマザーなど、“遊べる”ラインアップの展示を充実させていた
こちらは、中国の深セン市からCOMPUTEX TAIPEI 2008に参加したShenzhen Greenway Technologyのスタッフ。このベンダーはノートPC向けバッテリーパックを製造しており、OEMパートナーを探すために出展していた
会場のいたるところに用意されていたインフォメーションカウンターのスタッフは、学生のアルバイトが主力。このほか、各会場をつなぐ外通路に屋根を用意したりシャトルバスの停留所に係員を配置したりと、主催者側の対応も充実していた……、こうして並べてみると「学級委員長」「めがねっこ」というイマドキのPCユーザーにピンポイントで命中する属性を有する女性が多いように思えます。筆者の大先輩ライターが台湾の女性と結婚していたりしますが、その気持ち、よーく分かるような気もします。
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