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東芝、512GバイトSSDを搭載したWeb直販モデル「dynabook SS RX2/WAJ」世界初

東芝が「dynabook SS RX2」シリーズに512GバイトSSD搭載モデルを追加し、Web直販サイトで販売を開始した。単一モジュールによる512Gバイト容量のSSDを搭載したノートPCは世界で初めて。

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dynabook SS RX2/WAJ

 東芝は5月14日、512Gバイトの大容量SSDを搭載したモバイルノートPC「dynabook SS RX2/WAJ」を発表、Web直販サイト「東芝ダイレクトPC by Shop1048」限定モデルとして販売を開始した。Microsoft Office Personal 2007(SP1)+PowerPoint 2007(SP1)の有無で2モデルがラインアップされており、価格はOfficeありが42万3000円、Officeなしが39万8000円となっている。

 dynabook SS RX2/WAJは、約12時間の長時間バッテリー駆動や、約1095グラムの本体重量、堅牢性の高いボディが特徴の高性能モバイルノートPC。基本システムに超低電圧版Core 2 Duo SU9400(1.4GHz)とIntel GS45 Expressの組み合わせを採用し、屋外でも視認性を確保できる12.1型(1280×800ドット表示)の半透過型液晶を備える。ネットワーク機能は、ギガビットLANとIEEE802.11a/b/g/n(nはドラフト2.0)対応の無線LANに加えて、Bluetooth 2.1+EDRも装備する。

 外観や基本システムは従来シリーズから変更はないが、RX2/WAJでは業界最大クラスの512GバイトSSDを世界で初めて採用。新開発のコントローラにより、従来機(128Gバイト)のSSDと比較して、読み出し速度が約2.3倍の230Mバイト/秒、書き込み速度は約4.5倍の180Mバイト/秒を実現した。なお、今回の大容量化により、128GバイトSSDを搭載する従来機よりも重量は増え、バッテリー駆動時間もやや短くなっている。なお、新開発のコントローラを採用した128Gバイト/256GバイトSSD搭載モデルも今後投入していくという。

43ナノメートルプロセスの多値NANDを採用して512Gバイト容量を実現。新開発のコントローラによりアクセス速度も向上している(写真=左)。従来機に搭載されていた128GバイトSSDとの比較。基板面積がやや大きくなり、両面実装になっている(写真=中央/右)。

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