「Eee PC 1008HA」の“貝殻ボディ”をパカッと開けてみた:Seashellと旧機種を比較(2/3 ページ)
ASUSの新型Netbook「Eee PC Seashell」シリーズは、貝殻をイメージしたボディが特徴だ。その中身はどう進化したのか、10.1型ワイド液晶モデル「Eee PC 1008HA」を調べた。
薄型ボディの影響を受けたインタフェース
インタフェース類は、USB 2.0×2、アナログRGB出力用のミニD-Sub、ヘッドフォン、マイク、SDメモリーカード(SDHC対応)/MMC用スロット、130万画素Webカメラを装備。通信機能はIEEE802.11b/g/n(nはドラフト2.0準拠)の無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR、100BASE-TXの有線LANを搭載する。
S101やS101Hはスリムなボディデザインを重視して、背面にカードスロットや有線LAN、ACアダプタ接続用のDC入力を並べていたが、これらが左右に配置されてアクセスしやすくなった。
インタフェースのレイアウトが改善された一方、USBポートの数は3基から2基に減り、アナログRGB出力がミニD-Sub端子になるといった薄型化の影響も見られる。ただし、アナログRGB出力については、本体底面に変換アダプタが収納されており、これを取り出してミニD-Sub端子に接続することで利用可能だ。
わざわざ専用の変換アダプタを本体に内蔵することで、ボディの曲線的なフォルムを維持している点に、デザインに対する並々ならぬこだわりを感じる。
公称バッテリー駆動時間は約5.5時間、ACアダプタは小型
バッテリーは本体に内蔵されていて見えないが、薄型のリチウムポリマーバッテリーを採用し、約5.5時間の連続駆動をうたう。バッテリー駆動時間はS101が約6時間、S101Hが約4時間なので、リチウムポリマーバッテリー採用のHDD搭載モデルとしては駆動時間が延びたことになる。
付属のACアダプタは従来のEee PCと同じだ。突起部を含めない実測でのサイズは35(幅)×85(奥行き)×26(高さ)ミリ、電源ケーブル込みの重量は約215グラムと小型軽量で、本体とともに携帯しても苦にならない。
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