DRAM専業メーカーのエルピーダメモリは3月16日、東北地方太平洋沖地震に伴う停電により操業停止となっていた秋田エルピーダメモリ(秋田県秋田市)の操業を再開したと発表した。同日より段階的に電源供給が開始され、順次生産を再開している。今回の地震および停電による人的被害および装置などのダメージはない。
秋田エルピーダメモリは、エルピーダメモリのパッケージ組み立ておよびテスト工程の国内拠点。エルピーダメモリによると、DRAM生産におけるパッケージ組み立ておよびテストの9割以上は海外で行っており、今回の操業停止による事業への影響は軽微という。
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