「Sandy Bridgeの下とはもう言えません」――レベルアップしたエントリーGPU:古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)
GeForce GT 520に続き、Radeon HD 6670/6570/6450カードも登場。普段は「浸透するまでゆっくり待ちましょう」と言われるエントリー系グラフィックスカードだが、今回は事情が違うらしい。
「どうしたマイクロソフト!?」と驚かれたマウス
そのほかの動きとして、AMD系のマザーボードはAM3+対応への移行が進んでおり、次世代CPUへの期待が高まっていた。クレバリー1号店は「これからAMD系を組むなら、今後のバージョンアップを考えてAM3+対応マザーを選ぶのがオススメです。6月頃に最大8コアの次世代CPUが登場するということで、気にしている方も多いようです」と語る。
ほかに新製品で目立っていたアイテムの1つに、日本マイクロソフトのUSBマウス「Express mouse」がある。2000円弱の安価なマウスながら、同社独自のトラッキング技術「BlueTrack」を採用しているのが特徴だが、別の要素から注目を集めているそうだ。
パソコンハウス東映は「USBケーブルが左上から伸びているスタイリッシュな外観がポイントです。左右クリックボタンのスリットもなく、『MSらしくない。どうした!?』というお客さんの声もけっこうありましたよ。これはたぶんほめ言葉で、実用性重視のデザインが多かった同社製マウスのなかでは、デザイン面で評価されているモデルだと思います」と話していた。
半月前から展示機が各ショップに並んでいたサイズのCPUクーラー「KOZUTI」も先週から販売が始まっている。全高40ミリの薄型クーラーで、フィンとCPUブロックの間にファンを組み込んでいるのが特徴だ。価格は3000円弱。クレバリー1号店は「Mini-ITXケースの人気もあって、スリムなCPUクーラーのニーズは高まっています。KOZUTIの展示品をじっくり見ている方もけっこういたので、好調な滑り出しも納得です」とうれしそうだった。
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