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3TバイトHDDが1万円割れで「自作PC市場の底上げになる……かも」古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

先週末、3TバイトHDDが連鎖的に複数のショップで1万円割れした。これまでも何度か繰り返されてきた光景だが、今回は“2Tバイト以前”と少し様子が違うらしい。

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「ブルドーザーの前にいい弾みとして・・・」――Phenom II X4 980 Black Editionが登場!

TSUKUMO eX.に張られたAMD系CPUの価格表

 3TバイトHDDで盛り上がるなか、新製品ではAMDからPhenom II X4の最上位モデル「980 Black Edition」も登場している。価格は1万7000円弱から1万8000円弱で、在庫は潤沢だ。

 Phenom II X4 980 Black Editionは、Socket AM3対応のCPUで、旧最上位の「970 Black Edition」から200MHzクロックアップしており、Phenom II X6やX2を含めても最高速となる3.7GHz動作を実現しているのが特徴だ。L3キャッシュは6Mバイトで、TDPは125ワットとなる。

 入荷したTSUKUMO eX.は「AMD系のマザーボードは次世代のSocket AM3+をサポートするタイプが好調に売れていますが、肝心の対応CPU『ブルドーザー』が登場するのはまだ先です。それまでは現行で最高クロックの980 Black Editionを載せようという人もいると思うので、今後のヒットを期待したいですね」と話していた。

 ただし、Phenom IIの人気はハイパフォーマンスタイプより、省電力タイプに集まっているという声が多かった。パソコンハウス東映は「TDP 65ワットの『Phenom II X4 910e』などの末尾にeがつくタイプが売れ筋です。6コアタイプならTDP 95ワットの『Phenom II X6 1065T』ですし、消費電力の低さが重視されています。Phneom IIがデビューしたころはそうでもなかったのですが、Sandy Bridgeの登場以降は『Phenom IIは安いけど発熱が高い』といった声をよく聞くようになりました。それでも、980 Black Editionはクロック数が突き抜けて高いので、ヒットしてくれたらうれしいですけどね」と話していた。

AMD「Phenom II X4 980 Black Edition」(写真=左/中央)。ソフマップ秋葉原本館のPhenom IIと対応マザーの同時購入キャンペーンPOP(写真=右)

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