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知られれば一気にブレイクしそうなアキバの注目アイテム古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)

コストパフォーマンスや性能などをみるとお得なのに、売れ行きは地味。そんなアイテムをたずねたところ「よくぞ聞いた!」と目をむく店員さんが多かった。そんな店員さん期待の夏休みデビュー候補を紹介したい。

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「ピンクのファントム」や「1万2000円でmini-ITXのZ68マザー」など・・・その他の新製品

NZXT「Phantom PHAN-003PK」

 PCケースで注目を集めていたのは、NZXTのE-ATXケース「Phantom(ファントム) PHAN-003PK」だ。上部に5チャンネルのファンコントローラーを備えているほか、5基の5インチベイや7基のHDDベイなどを用意し、広い内部を利用した拡張性の高さを備えている。約1年前に登場した「Phantom」シリーズのカラーバリエ―ションモデルで、従来のブラックとホワイト、レッドに加わる4色目となる。価格は1万7000円弱だ。

 入荷したフェイス秋葉原本店では、予想外に好調な売れ行きを見せているらしい。「複数の女性の方が『これ、カワイイ』と言って買っていきました。最近はハイスペックなマシンを構築する女性も増えてきたということでしょうか。キワモノ扱いも覚悟していたので、うれしい誤算です」と話していた。

 マザーボードコーナーでは、ASRockの新しいZ68マザーが話題になっていた。特に売れているのは、mini-ITXサイズの「Z68M-ITX/HT」で、価格は1万2000円弱。これまで登場しているmini-ITXサイズのZ68マザーは、ZOTACの「Z68ITX-WiFi」(2万円弱)と「Z68 GT430 ITX-WiFi」(2万4000円前後)の2モデルだが、Z68M-ITX/HTはそれらより大幅に安いため、値ごろ感からヒットしているという。ドスパラ パーツ館は「構成もいたってスタンダードなので、小型でもSSDのキャッシュ化やCPUの倍率可変などを楽しみたい人にちょうどいいでしょうね」と語る。

 また、ATXサイズの「Z68 Extreme4 Gen3」も目立っていた。既存の「Z68 Extreme4」からPCI Expressのコントローラーを変更し、次世代のプラットフォーム上でPCI Express 3.0として動作できる性能を備える(現在のSandy Bridge下では、従来どおりPCI Express 2.0で動作する)。価格は2万円前後だ。

 某ショップは「コントローラーをPCI Express 3.0対応のものに切り替えていく動きは、ASRock以外でもまもなく起きるようです。その先駆けとして、わりと買いやすい価格帯で登場してきました。旧モデルも併売していますが、価格差がなかったり、一部店舗で逆転していたりするので、当然新モデルが売れていくでしょう」と推測していた。

 最後は、TSUKUMO eX.で、「知られればプチブレイクしそう」と評価されていた、オウルテックの「OWL-EFD/U」を紹介したい。USB接続のFDDで、価格は2980円(※価格は取材時点のもので土日の限定特価です。現在の価格についてはショップにお問い合わせください)。USBバスパワーに対応し、USBブートもサポートしている。「意外と外付けのFDDは入手しにくいので、安定して在庫を確保できる製品が登場するのは我々としてもうれしいんですよね」と話していた。

ASRock「Z68M-ITX/HT」(写真=左)。ASRock「Z68 Extreme4 Gen3」(写真=中央)。オウルテック「OWL-EFD/U」(写真=右)

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