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むむむ、知恵者のおまえがマルチディスプレイというのなら、その通りにしたほうがよいかもしれんな:ショップのダメ出し!(4/4 ページ)
夏の長期休暇も終わり、仕事や勉強など、何かとやることが増えるこの季節。今回は、PCの作業効率を手軽にアップできる方法の1つ、「マルチディスプレイ環境」を前提としたマシン構成を考え、TSUKUMO eX.の西田氏にアドバイスをもらいにいった。
ダメ出し完了――拡張性と安定性をもったマルチディスプレイ環境に
以上をもって、西田氏からのダメ出しは完了した。修正の構成表は以下の通り。価格は9月中旬のTSUKUMO eX.の店舗価格を参考にしている。
当初に比べ、マシン全体の拡張性や安定性が向上し、よりマルチディスプレイ環境を前提としたバランスの良いマシン構成となった。同時にマルチディスプレイ環境構築についてのアドバイスも多数もらうこともできた。
ダメ出しされた構成表(★印が変更点) | |||
---|---|---|---|
パーツ | 製品名 | メーカー | 価格 |
CPU★ | Core i5-2400 | インテル | 1万4980円※ |
マザーボード★ | P67A-GD65 V2 | MSI | 7882円※ |
メモリ★ | CT2KIT51264BA1339 | Crucial | 4980円 |
HDD | 0S02601 | 日立GST | 4650円 |
SSD★ | (削除) | - | - |
光学ドライブ | GH22NS70 | LG電子 | 1980円 |
グラフィックスカード★ | FLEX HD6770(11189-02-20G) | SAPPHIRE | 1万5780円 |
PCケース★ | Z9 Plus | ザルマン | 4980円 |
電源★ | KRPW-SS600W/85+ | 玄人志向 | 5980円 |
OS | Windows 7 Home Premium 64bit SP1 DSP版 | マイクロソフト | 1万1380円 |
液晶ディスプレイ1 | G225HQbd | 日本エイサー | 1万1980円 |
液晶ディスプレイ2★ | W2246T-BF | LG電子 | 1万2800円 |
入力機器類★ | OWL-SMK04B(マウス、キーボード、スピーカーセット品) | オウルテック | 1980円 |
西田氏ダメ出し後のパーツ構成表。マウスおよびキーボード、スピーカーはオウルテック「OWL-SMK04B」にまとめて変更された。計9万9352円。価格は9月中旬の店舗価格を参考にしている(※部分のCPUおよびマザーボードの価格は、取材時に同店舗が実施していたキャンペーン『MSI祭』およびパーツセット値引き適用後の価格となっているため、単品価格および現在価格については店舗へご確認ください)
ダメ出しを終えた西田氏は「今回は予算も決まっていたので、マルチディスプレイ環境のベースとなる構成をご提案をしましたが、余裕があるならディスプレイ用の設置アームを別個購入するのもオススメです。可動域の広いモデルですと、上下左右に加え、前後にも動くなど3次元的な運用ができるので、より快適なマルチディスプレイライフがおくれるんですよ」と周辺機器についてもコメント。
西田氏オススメのディスプレイ設置用アーム、ERGOTRON「MX デスクマウントLCDアーム」(45-214-026)。壁掛け用に「MX ウォールマウントLCDアーム」(45-228-026)もある(画面=左)。ディスプレイ設置部分が360度回転するほか、アーム部分も前後左右に動かせるなど、可動域が広い(画面=中央/右)
最後に「ディスプレイ増設はメリットも多いですが、消費電力の増加をはじめ、起動時やスリープ状態からの復帰時にマウスカーソルが見つけにくくなったり、マシンが不安定になりやすかったりといったデメリットもあります。個人によって扱いやすい画面数や環境は違うので、いろいろ試しながら段階的に増やしていくのがといいと思いますよ」と総合的なアドバイスで締めくくってくれた。
次回は秋も近づいてきたので、何か文化的なテーマでダメ出しをもらいに行く予定だ。
※記事初出時、今回取材した西田氏のプロフィールに一部誤りがありました。おわびして訂正いたします。
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