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マカフィー、ステルスマルウェアに対抗する「McAfee Deep Defender」を発表
マカフィーは、インテルと共同開発の「McAfee DeepSAFE」技術を用いた初のセキュリティ製品「McAfee Deep Defender」を発表した。
マカフィーは10月20日、ハードウェア支援型セキュリティ技術「McAfee DeepSAFE」を用いた初の製品、「McAfee Deep Defender」を発表した。
McAfee Deep Defenderは、物理メモリに常駐する重要なシステムを保護し、「カーネルモードで動作するほぼすべてのマルウェアを検出できる」(同社)のが特徴。ステルス性の高い標的型攻撃から防御するために、インテルと共同で開発したMcAfee DeepSAFE技術を用いている(関連インタビュー:Intel×McAfeeの「DeepSAFE」でサイバー犯罪者の1歩先へ)。
主な機能は、メモリとCPUのリアルタイム監視、rootkitの検出、既知/未知の脅威からの保護など。また、McAfee ePolicy Orchestratorコンソールを使った一元管理も行える。システム要件は、CPUにCore i3/i5/i7を搭載したシステムで、対応OSはWindows 7(32ビット版/64ビット版)となっている。なお、国内展開については未定だ。
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