基本性能をアップした15.5型スタンダードノート――「VAIO C」:2012年PC春モデル
15.5型のスタンダードモデル「VAIO C」は、春モデルでCPU性能を強化。店頭向けモデルにブラックカラーが加わった。
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CPU性能を強化、店頭でブラックモデルを選択可能に
「VAIO C」シリーズは、1366×768ドット表示の15.5型液晶ディスプレイを搭載するノートPCだ。店頭向けには基本スペックを共通化した4色のカラーバリエーションをラインアップする。カラーバリエーションは、ブラック、ピンク、ブルー、ホワイトで、2011年秋冬モデルのオレンジはCTOモデルの専売カラーになり、代わりにブラックが店頭モデルとして販売される。このため、外装の集光材により天板やボディのエッジが光るのはピンクだけになった。実売予想価格は13万円前後で、2月4日に発売される。
2012年PC春モデルの強化点はCPUのみ。具体的には、Core i5-2430M(2.4GHz/最大3GHz)からCore i5-2450M(2.5GHz/最大3.1GHz)へわずかにクロックをアップした。そのほかの主な仕様は、メモリ容量が4Gバイト、HDDが750Gバイト、光学ドライブとしてBlu-ray Discドライブ(DVDスーパーマルチ機能付き)を搭載し、グラフィックス機能はCPU内蔵のIntel HD Graphics 3000を利用する。
インタフェースは、メディアリーダー(SDXC/MS Pro)をはじめ、USB 3.0×1、USB 2.0×3、HDMI 1.4a出力、音声入出力など。ネットワーク機能として、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LANとギガビットLAN、およびBluetooth 2.1+EDRを搭載する。本体サイズは375.1(幅)×250.9(奥行き)×31.3(高さ)ミリ、重量は約2.85キロ。標準バッテリーで約5時間(オプションのSバッテリーで約6.5時間、Lバッテリーで約10時間)の駆動が行える。OSは64ビット版のWindows 7 Home Premium(SP1)。オフィススイートとしてMicrosoft Office Home&Business 2010がプリインストールされる。
なお、スペックをカスタマイズできるVAIOオーナーメードモデルでは、店頭向け(CB)の15.5型モデルのほか、14型ワイド液晶ディスプレイを搭載するVAIO C(CA)も選択できる。また、より高解像度の液晶ディスプレイ(CBは最大1920×1080ドット、CAは最大1600×900ドット)や外付けグラフィックス(AMD Radeon HD 6470)、英語キーボード、フラワー柄やジオメトリック柄といったユニークなデザインを選べるのもポイントだ。
VAIO C店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売 |
VAIO C (CB) | VPCCB48FJ/W・P・B・L (4色) | 2スピンドル | CPU強化、一部カラー変更 | Core i5-2450M (2.5GHz/最大3.1GHz) | 4GB (DDR3) | 750GB | 64ビット版7 Home Premium (SP1) | 13万円前後 |
VAIO C店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV/オフィス | 重量 |
VAIO C (CB) | VPCCB48FJ/W・P・B・L (4色) | 15.5型ワイド | 1366×768 | Intel HM65 | Blu-ray Disc | CPU統合 | Office Home and Business 2010 | 約2.85キロ |
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