3D動画の編集に対応した24型液晶一体型PC――「VAIO L」:2012年PC春モデル
24型ワイド液晶を搭載する地デジPC「VAIO L」の春モデルは、バリューモデルの後継機種が登場。基本性能を強化したほか、3D動画の編集が行えるソフトウェアをプリインストールする。
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BDXL対応で長時間録画が楽に
ソニーは1月25日、24型ワイド液晶を搭載する液晶一体型デスクトップPC「VAIO L」の2012年春モデル「VPCL247FJ」を発表した。2011年秋冬モデルにおける下位モデル「VPCL237FJ」の後継機種だ。
カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色を用意する。OSとオフィススイートは従来通り64ビット版Windows 7 Home Premium(SP1)、Office Home and Business 2010をプリインストールする。発売は2012年2月18日の予定で、価格はオープン。想定実売価格は18万円前後となる。
CPUや光学ドライブなどの基本性能を強化したほか、付属ソフトにソニークリエイティブソフトウェア製の動画編集ソフト「Vegas Movie Studio HD Platinum 11」が加わり、3D動画の編集が可能となった。主な仕様はデュアルコアCPUのCore i5-2450M(2.5GHz/最大3.1GHz)とIntel HM65 Expressチップセットの組み合わせに、4Gバイトのメモリ、2TバイトのHDD、グラフィックスはCPU内蔵のIntel HD Graphics 3000を利用する。光学ドライブはBDXL対応Blu-ray Discドライブを搭載し、24型ワイドのLEDバックライト搭載液晶ディスプレイはフルHD(1920×1080ドット)表示に対応する。テレビチューナーはデジタル3波対応のテレビチューナーを2基備える。
インタフェースはUSB 2.0×3、USB 3.0×2、ギガビットLAN、HDMI入出力(1.4a準拠)、メモリカードスロット(SDHC対応SDメモリーカード、メモリースティックデュオなどを利用可能)を搭載し、無線通信はIEEE802.11b/g/n準拠の無線LANやBluetooth 3.0+HSを利用できる。
プリインストールソフトは、画像編集ソフトのPhotoshop Elements 10が使えるほか、春モデルから3D動画対応の動画編集ソフト「Vegas Movie Studio HD Platinum 11」を利用できるようになった。電源オフの状態から約5秒でテレビを起動する機能「スグつくTV」は秋冬モデルから引き続き導入する。
購入時に仕様が選べるソニーストア直販のVAIOオーナーメードモデルでは、4コア/8スレッド対応のCore i7-2860QM(2.5GHz/最大3.6GHz)や2TバイトHDD(5400rpm)、64ビット版Windows 7 Ultimate、Adobe Creative Suite 5.5などが用意されるほか、ディスプレイをタッチパネル機能や3D立体視機能対応の液晶ディスプレイにできる。
VAIO L店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
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シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売 |
VAIO L | VPCL247FJ/WI・BI (2色) | 液晶一体型 | CPU強化、編集ソフト強化、BDXL対応 | Core i7-2670QM (2.2GHz/最大3.1GHz) | 4GB (DDR3) | 2TB | 64ビット版7 Home Premium (SP1) | 18万円前後 |
VAIO L店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | TV/オフィス | 重量 |
VAIO L | VPCL247FJ/WI・BI (2色) | 24型ワイド | 1920×1080 | Intel HM65 | BDXL対応Blu-ray Disc | CPU統合 | 3波デジ×2、地デジ×1/Office Home and Business 2010 | 約11.7キロ |
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