「深夜販売に行くぞー! 入れるぞー!」──まとめて覚える! Windows 8のセットアップ:鈴木淳也の「お先に失礼! Windows 8」(3/3 ページ)
きょうは10月25日。26日に日付が変わったら、いよいよWindows 8の発売だ。深夜販売で購入してその場で導入するつわものも多いが、そこで必要なセットアップをまとめてみた。
Microsoft Officeをインストールする
最新版のMicrosoft Officeにあたる「Office 2013」の発売はまだ先だが、その「カスタマープレビュー」版がオンラインでダウンロード可能になっている。2013年6月30日までの試用を目的とした期間限定版ながら、機能の多くはそのまま利用でき、タブレットやタッチUIの世界でのOfficeを体験できる。Windows 8ユーザーは、まずこれを試してみたい。
Officeカスタマープレビューの特設Webページにアクセスして、Microsoftアカウントでログイン、必要な情報を入力すると、あとは64ビット版 または、32ビット版のダウンロードが可能となる。Office 2013は「ストリーミングインストール」と呼ぶ機能に対応しており、オンラインから必要ファイルをダウンロードしてインストールを行いながら、すぐに使い始められる。ユーザーの作業中もインストールは継続し、インストールが進むごとに該当する機能のブラックアウトが解除されていく形だ。
そしてカスタマイズしよう
「OSは基本的にデフォルト状態で使用する」を信条としているユーザーも少なくないが、自分用にカスタマイズを行いたいユーザーも多いだろう。従来のWindowsほどの自由度はないものの、基本色やスタート画面のデザイン、ロックスクリーンの画像などでカスタマイズできる。
非カスタマイズ派のユーザーであっても、ピクチャーパスワードとPINコード入力は使いやすいようにカスタマイズしたいところだ。Windows 8のデフォルト状態では「Microsoftアカウントのパスワード入力」が毎回必須となるため、タッチスクリーンのみのユーザーには操作が面倒だ。そこでタッチ操作で簡単に入力できるピクチャーパスワードや、数字4桁の入力のみというPINコードにパスワード入力を切り替えることで使いやすくなる。特に、Windows 8を導入したタブレットPCでは、操作の間を置くと自動的に画面を消し、再度操作を開始する場合にはロックスクリーンを解除する必要があるため、このあたりの手間はばかにならない。
さあ、いよいよWindows 8の発売だ。ニューヨークでは発売記念イベントが行われ、Microsoftの“公式”Windows RTデバイス「Surface RT」が入手できるという。次回はこの速攻レビューを紹介する予定だ。
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