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第8回 iPadよりもどこがスゴいのか?――「Surface RT」「Surface RT」の“ここ”が気になる(2/2 ページ)

「Surface RT」日本向けモデルの特徴や気になるポイントを追っていく。今回はこれまでのレビューを総括しつつ、Surface RTとiPadを比較する。

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コンバーチブルPCの特長を生かせるマシン

photo Surface RTは、豊富なインタフェースやKickstand、オプションのキーボードカバーにより、ノートPC的な運用もできるところが最大の強みといえる

 Surface RTの強みは豊富なインタフェースやKickstand、オプションのキーボードカバーにより、ノートPC的な運用もできるところにある。Windows 8搭載PCも含め、現時点では“タブレットとしてもノートPCとしても使える”というコンバーチブルPCの特長をかなりうまく生かせるマシンだと感じる。Windows RTはアプリケーション面での制限は強いものの、Officeによって(簡単ではあるものの)資料の作成も行えるため、仕事用マシンとして使うことも可能だ。

 以上のように長所と短所がはっきりしているぶん、Surface RTはやはり万人に受け入れられる製品ではないかもしれない。事実、Surface RTの発売イベントでは米Microsoft ジェネラルマネージャーのホール氏が「学生やモバイル環境でビジネスをする人たち、会社のエグゼクティブ層といった私生活と仕事が混在する生活を送る人がターゲット」とSurface RTに明確なターゲット層があると言及している。ざっくりと言ってしまえば、Officeがメリットになる人と言い換えてもいい。

 簡単な作業ができるノートPCとしても使えるタブレットが欲しい、学校の課題や仕事に使えるオフィススイートが欲しい、というニーズがあるのならば、5万円以下で購入できるSurface RTの満足度はiPadやAndroidタブレット、そしてほかのWindows搭載タブレットをも上回るはずだ。

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