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第2回 グレア表面=自分の顔が映り込んで怖い「IdeaPad Yoga 11S」ロードテスト

Thinkな重いPCの代わりに導入した「IdeaPad Yoga 11s」。使い始めてまず気に入らなかったのが、ディスプレイの“ツルテカ”感。これをどうにかしてみることにした。

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ディスプレイは、グレアかノングレアか

photo 11.6型サイズの「IdeaPad Yoga 11S」

 モバイル時の負荷軽減を目的に導入した、オレンジ色の派手なヤツ「IdeaPad Yoga 11S」。その効果はてきめんで、肩がすごくラクになった。ストレージがSSDであることと、パフォーマンスも望むべくCore i7モデルにしたこともあり、処理速度の面でも不満はない。

 ただ、使い始めから感じていた気になること。それは「画面」。Yoga 11Sはタッチパネルを内蔵するタッチ対応モデルなので、表面は「グレア」のいわゆる“ツルテカ”仕様となっている。グレア表面は色が比較的はっきりと派手めに、さらに黒がより引き締まって見えるため、動画や写真をプライベートで楽しむ分には申し分ない。ただ、天井の照明や周囲がくっきりと映り込んでしまうデメリットも抱えており、モバイルシーン/業務シーンでうーん……となる例が意外に存在する。


photo 自分の姿が豪快に映り込む。冷静に見ると怖い写真だ……

 そういえば私は、Yoga 11Sが初のグレア表面搭載機であった。これまで、ツルテカだからといって店頭の実機や知人のPCなどを短時間触れた限りではそこまで不満に思うことはなかったが、いざ自分のマシンとしていろいろな場所で運用しはじめると状況が違うことに気が付いた。想像以上に反射と映り込みが気になり、かつ目の疲れが激しいように感じたのだ。こちら、好みは人によって分かれるはずだが、私はやはりノングレアでないと落ち着かない。

ノングレア化で表面サラサラに

photo とりあえず買ってきた11.6型ディスプレイ用ノングレアフィルム「SF-NL116W」

 というわけで、Yoga 11Sにノングレアの液晶保護フィルムを張ろう。

 Yoga 11Sはタッチパネル付きのため、“タッチパネル対応”とうたう11.6型ワイドサイズのもの──としてナカバヤシ「SF-NL116W」を買ってみた。価格は実売1800円前後。1.6インチワイドディスプレイ用の汎用製品だが、Yoga 11Sにもとりあえず“画面部分”にはフィットする製品であった。

 ただ、ディスプレイベゼル部分も含めてカバーするには小さい。おそらく気になる人は多いと思うので、こちらは大型サイズのものをカットして使うか、Amazonなどで検索するとYoga 11S用、あるいはボディデザイン/サイズが同じ、兄弟機であるNEC「LaVie Y」用の製品がいくつか見つかったので、こちらも購入対象にしていただきたい。なお、ディスプレイを360度回転させる「タブレットモード」に変形させておくととても張りやすい。グリッと回転するYogaシリーズならではのディスプレイヒンジ機構は「液晶保護フィルム張り」にも役立つのだ。


photophoto ノングレアフィルムを張る前(左)と張ったあと(右) 画面の映り込みが軽減されるのが分かるだろうか

 少し小さいのだが、効果は想定通りバッチリ。ノングレアでサラサラな手触りになった。画面への映り込みは軽減され、目の疲労感もだいぶ軽減できた気がする。

 タッチパネル操作は問題なくOK、タッチ操作で付着する指紋や皮脂が目立たなくなることもうれしい。最近のノートPC、いやタブレットやスマートフォンを含むほとんどの機器でグレア表面だが、常々「指紋の拭きそうじ」が面倒と思っていた。ノングレアのサラサラ表面にすることで、Yoga 11Sでも積極的にタッチも活用するようになるはず──というものである。

photophoto 反射が目立たなくなった。今回試したフィルムは張ったあとでもきちんとタッチ操作できた

 (続く)


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