EIZO、疲れ目に配慮した27型WQHD液晶「FlexScan EV2736W-Z」
EIZOは「FlexScan EV」シリーズの27型WQHDモデルをマイナーチェンジ。新スタンドを採用した。疲れ目の抑制や省電力に配慮した設計を継承している。
EIZOは6月12日、2560×1440ピクセル(WQHD)表示に対応する27型ワイド液晶ディスプレイ「FlexScan EV2736W-Z」を発表した。2014年6月20日に発売する。価格はオープン、EIZOダイレクトでの直販価格は9万4800円(税込)。
EV2736W-Zは、2012年に発売した「FlexScan EV2736W-FS」の後継機。従来よりコンパクトなスタンドを採用し、新たに下5度のチルト調整に対応した。梱包(こんぽう)箱の体積は約35%削減している。
周囲の明るさに応じて画面輝度を自動で最適化する「Auto EcoView」機能、同機能と併用することでブルーライトを大幅に減らす「Paperモード」、LEDバックライト搭載の液晶ディスプレイで低輝度時に発生しやすい画面のちらつきを抑える「EyeCare調光方式」など、疲れ目や省電力に配慮した設計を継承している。
液晶パネルはIPS方式(ノングレア)を採用。視野角は上下/左右で各178度、輝度は300カンデラ/平方メートル、コントラスト比は1000:1、応答速度は6ms(中間階調域)、表示色は約1677万色(10ビットLUT)だ。映像入力はDisplayPortとDVI-Dの2系統を備えており、USB 2.0ハブ機能(アップ×1、ダウン×2)、1.0ワット+1.0ワットのステレオスピーカー、ヘッドフォン出力も搭載する。
スタンドは上35度/下5度のチルト、左右344度のスイベル、150ミリの昇降、右回り90度の縦回転が可能。本体サイズは640(幅)×245(奥行き)×404.5〜554.5(高さ)ミリ、重量は約9.9キロだ。消費電力は最大で67ワット、標準時で24ワット、節電時と待機時で0.5ワット以下。
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