ニュース
ニンジンでYOGA Tablet 2を操作する:2015 CES(2/2 ページ)
PC USER的にCESの主役といったらやっぱりLenovo。2015年も日本未発表の新モデルを大量に用意していた。その機能はわれわれの想像を斜め上に超えていた。
エリンギはなかったけれどニンジンで使えました
YOGA Tablet 2 8 Win APenは、文具店で購入できる“ごく普通の”鉛筆やペンをそのままスタイラスとしてタッチパネルを操作できるようにした。ブースの展示では、このLenovo AnyPen Technologyを実際に確かめることができる。デモで用意しているのは鉛筆にボールペンに金属のスティックに、なぜか、ニンジン。
AnyPen Technologyでは、導電性の有無とパネルと接触した面積をチェックして、「電気を通すとがった先端」が触れたときにタッチを認識するようにしている。鉛筆の芯に使っているグラファイトも導電性を持っているため、AnyPen Technologyではタッチ操作が可能なデバイスとなる。ニンジンもわずかながら電気を通すので、AnyPen対応のタッチパネルが認識する。
本体にホルダーがあってもなぜかなくしやすいスタイラスペンだが、どこにでもあるボールペンや鉛筆、キーを利用できるなら、タッチパネルで細かい操作ができるようになるので、意外とそのメリットは大きいのではないかと、Lenovoスタッフはアピールしている。
関連記事
- Lenovo、「YOGA 3」「ThinkPad YOGA」「YOGA Tablet 2」各シリーズで“第5世代”採用モデルを大量発表
Lenovoの2in1ノートPCラインアップで新モデルが大量に登場。YOGA Tablet 2 with Windowsでは、日常使いのペンや鉛筆でタッチ操作ができる「AnyPen」に対応した。 - “1億台記念”のX1 Carbonも――Lenovoが第5世代CoreのThinkPad新モデルを北米で発表
Lenovoは1月4日(米国時間)に、ThinkPadシリーズの新製品を発表した。インテルが発表を予定している“Broadwell”世代のCPUを大幅に採用する。 - Dellブースで「Venue 8 7000」搭載の3Dカメラを試す
2015 CESのPC関連展示でLenovoと並ぶ勢いを見せているのがDellだ。大量に新製品を発表したDellのブースで注目の3Dカメラ搭載タブレットの実機に迫る。 - 次期LaVie Zの実機でディスプレイを360度開いてみた
NECが開発表明をした“YOGAのような”LaVie Zの実機が米国ラスベガスで登場した。実機を触って分かった情報を現地から速報する。 - Intel、スティックPC「Intel Compute Stick」を147ドルで3月出荷
マウスコンピューターの「m-Stick」でブームとなった“スティックPC”にIntelが参入する。容量8Gバイトモデルなら価格は89ドル。さらに、“Broadwell”搭載「NUC」も発表した。 - AirよりChiが断然いい! とCEOが自慢する2in1「ASUS Transformer Book Chi」シリーズ発表
CES参加企業の説明会が集中する開幕前日に、CES会場から遠く離れてたホテルでASUSが説明会を開催。主役は2in1 PCとZenFone 2だ。無理してきてよかったー!
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.