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Windows 10プレビューに新ブラウザ「Spartan」を初搭載ハイペースで更新

Windows 10 Technical Previewの最新版(Build 10049)が公開。Windows 10で標準Webブラウザとなる「Project Spartan」(開発コード名)がついに搭載された。

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 米Microsoftは3月30日(現地時間)、今夏リリース予定のWindows 10プレビュー版である「Windows 10 Technical Preview(TP)」の最新版「Build 10049」を公開した。前回の「Build 10041」(3月18日公開)からハイペースでの更新となる。Windows Insider Programに参加し、Windows 10 TPをすでに試用しているユーザーは、Windows Updateから導入できる。

 このBuild 10049では、初めて新開発のWebブラウザ「Project Spartan」(開発コード名)を搭載した。Spartanは新しいレンダリングエンジン(EdgeHTML)を搭載し、PCやスマートデバイスを含むWindows 10ファミリー全体に渡って提供される統一的な新しい標準Webブラウザだ。

「Project Spartan」はスタイラスやタッチ操作、キーボードでWebページに注釈を追加し、OneDriveに保存/共有が行える

 Webページ上に手書きやキーボードでコメントを追加してOneDriveに保存/共有できる「注釈」機能、Webページのコンテンツを電子書籍のようなシンプルな画面でオフライン閲覧できる「リーディングモード」、統合された音声パーソナルアシスタント「Cortana」、拡張機能のExtensionsなどを備えている(オフライン閲覧はBuild 10049で利用不可)。

 また、これまでWindowsの標準ブラウザだった「Internet Explorer(IE) 11」も搭載しているが、こちらはIE11以前のレンダリングエンジン(MSHTML)を備えており、設計が古いWebサイト/サービスとの互換性が必要な場合に用いられる。

 そのほか、公式ブログではBuild 10049で修正された細かなバグや未修正のバグについても説明している。

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