お題は「Surface 3×蔦屋家電」で楽しむ夏の屋外イベント――LINEで集まった大学生の最優秀アイデアは?:いよいよ明日発売!(2/2 ページ)
「Surface 3」と「蔦屋家電」の商品を利用した“楽しい夏の屋外イベント”を企画するアイデアコンテストを開催。最新のSurface 3を駆使してどんなアイデアが生まれる?
学生らしいユニークなアイデアが登場
企画は「面白さ、斬新さ、Surface 3の活用度」の3項目で審査する。参加した学生チームからは、蔦屋家電で取り扱いのあるParrotのミニドローンや活動量計の「Fitbit」といったデジタルガジェット、そしてSurface 3の4G LTEや有効800万画素のカメラ、長時間駆動するバッテリーといった特徴を生かしたアイデアが紹介された。
Bチームは、Surface 3とプロジェクター、スクリーン利用し、拡張現実(AR)を利用したAR射的や、ドローンとヨーヨー釣りを組み合わせた空中ヨーヨー釣りのようなものを考案した。デジタルとアナログを組み合わせた新しい夏祭りでSurfaceを縦横無尽に使ってもらいたいと話す。
Cチームは、イベントの会場を3カ所に分散し、それぞれの場所で盆踊りのギネス記録を目指す企画を発表。会場にいる浴衣を着たSurfaceガールが、Surface 3で撮影した写真を画面上でスワイプすると、会場に設置された巨大スクリーンに写真が写しだされるという。また、アクションカメラを使って会場を生中継するといった、Surface 3に搭載された4G LTEを生かして、祭りに参加したみんなにつながりを感じてほしいと、企画の趣旨を説明した。
Dチームが考えたのは、外壁がすべてデジタルスクリーンで構成された「SurfaceHOUSE」というシェアハウスだ。湘南の海岸に建てられたSurfaceHOUSEは、Surface 3以外のスマートデバイスが使用禁止とのこと。日々の生活ぶりをSurface 3のカメラで撮影すると、外壁のスクリーンに表示されるというユニークかつ大胆なアイデアだ。
最優秀のチームは……?
全チームの発表後の審査で、最優秀を手にしたのは蔦屋家電を舞台に多摩川花火大会の時期に合わせた“街コン”要素のある出会い系脱出ゲームを企画したAチームだ。
企画内容は、男性と女性、それぞれ同性の3人グループを作り、蔦屋家電の店舗内で脱出ゲームに取り組む。ゲーム中は指定された異性グループとSurface 3にインストールされたSkypeで音声のみ連絡を取り合うことができる。
また、Surface 3には時間ごとに脱出のヒントが届くが、これは男女で内容が異なる。つまり、顔の見えない異性と協力しながらゲームを進めていく必要がある。このとき、参加者全員が腕に心拍数が計れるFitbitを装着しているので、ドキドキしていることが相手に伝わるとのこと。
この企画は、ゲーム中に男女が協力することで一体感がありながらも相手の顔が分からない面白さがある。ちなみにこの脱出ゲームのタイムリミットは20時まで――多摩川花火大会が始まる時間だ。無事脱出に成功したら、初めて男女が顔を合わせることができ、花火大会を一緒に楽しめるわけだ。
審査員は「夏らしい、わくわくする感じのストレートなメッセージ性」を評価していた。優勝チームのメンバーは、「(Surface 3の)使い心地がめっちゃよかった。特に、カメラを搭載していて、(スマートフォンなどから)写真を取り込む手間がないのが気に入った」と話す。ノートPCとしても、タブレットとしても使えるポイントが学生にうまく響いたようだ。
最優秀チームの企画内容は6月20日〜26日の期間中、蔦屋家電内の2階ダイニングにてSurface 3とともに展示される予定だ。
スタッフが各チームから企画のPowerPointファイルを集める際に、マイクロソフトのオンラインストレージ「OneDrive」を使っていた。参加者の中には、「あっ、OneDriveが使えるんだ」「めっちゃ便利だよね」というように、すでにマイクロソフト製品を使いこなしている声も聞こえた。
いまや学生に必須となったPCやタブレットだが、日本マイクロソフトはこのようなイベントを開催することで、若い世代にSurfaceの魅力をアピールしたいと考えている。Office 365 Personalの1年ライセンスが付属するSurface 3は、6月19日にMicrosoft Store、並びに全国の家電量販店などで販売開始となる。
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