検索
ニュース

ハードウェア構成変更後に発生するアクティベート問題に対処した Windows 10プレビュー版の最新ビルド「14371」公開

米Microsoftが、Windows 10プレビューのビルド「14371」を公開した。正規のライセンスを持つユーザーがPCのハードウェア構成を変更した際に発生していたアクティベート関連の問題を対処した。

Share
Tweet
LINE
Hatena
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 米Microsoftは6月22日(現地時間)、Windows 10 Insider Previewの最新ビルド「14371」をPC向けに公開した。Windows Insider ProgramのFast Ring向けに提供する。同ビルドのMobile版は既に公開済みだ。

「Build 14371」
Build 14371

 HDDやマザーボードの交換といった、デバイスのハードウェアに変更を加えたときに遭遇するライセンス認証の問題を対処した。例えば、Windowsストア経由でWindows 10 HomeをWindows 10 Proにアップグレートした後に、SSDを入れ替えたため再度Windows 10 Homeをインストールする。その後、再度Windows 10 Proにアップグレードしようとすると問題が発生するというもの。

 対応策として、本ビルドからMicrosoftアカウントとライセンスをリンクする機能を導入した。ライセンス認証済みのWindows 10 HomeまたはWindows 10 ProのデバイスへのログインにMicrosoftアカウントを使用すると、自動的にリンクされる。

 ハードウェアの変更によるアクティベーションの問題が発生した場合、表示されるトラブルシューティングを実行することで、Microsoftアカウントにリンクされたライセンス情報をもとにアクティベートできるという。

 その他、18以上に及ぶ改善と修正が行われた。詳細はブログで確認できる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る