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「Windows 10 Pro for Workstations」は何がスゴイのか鈴木淳也の「Windowsフロントライン」(2/2 ページ)

機能を絞り込んだ教育市場向けの「Windows 10 S」に続き、今度は機能を拡張したワークステーション向けの「Windows 10 Pro for Workstations」が登場する。

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提供形態やライセンス価格は?

 MicrosoftはWindows 10 Pro for Workstationsの登場時期を「Fall Creators Updateとともに今秋から」としているが、現時点で提供形態やライセンス価格などの詳細情報は公開されていない。

 ワークステーションという製品の性質上、プリインストールの他、Windows 10 Pro/Enterpriseのように個別またはボリュームライセンスでの「ライセンスのみ販売」の両方での提供となるだろう。

 問題は価格体系だ。Windows Server 2016ではStandardとDatacenterの2種類のエディションの違いに加え、プロセッサ数とコア数によってライセンス価格が変化する形態を採っている。このハードウェア構成によってライセンス価格が変化するのはデータベースなどのサーバ製品ではごく一般的なものだが、これをWindows 10 Pro for Workstationsにそのまま適用しようとすると、販売に際してやや複雑で高価になる可能性が高い。そのため、ライセンス価格を一本化、あるいは別の価格体系でシンプル化されるとみている。

 いずれにせよ、詳細はFall Creators Update登場の10月以降にMicrosoftからあらためて説明されるはずだ。

Pro for WS
Windows Server 2016 Standard/Datacenterの「コア単位」のライセンス体系。コア数とソケット数というハードウェア構成でライセンス価格が決定される

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