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増え続けるCore iシリーズと第3世代待ちでも好調なRyzen:古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)
慢性的な供給不足に悩むIntel陣営も、先週は「Core i7-9700F」を投入するなど選択肢を増やして活路を探っている。一方のAMDは、第3世代Ryzenを控えながらもマザーボードのセット割などで好調な様子だ。
Ryzen環境でも使えるM.2 SSD拡張カードがASUSTeKから登場
ASUSTeKからは、もう1つマイナーチェンジモデルが登場している。M.2 NVMe SSDを4本挿せるPCIe(GEN3)x16カード「HYPER M.2 X16 CARD V2」で、2017年10月に店頭に並んだ「HYPER M.2 X16 CARD」の後継となる。価格は6500円前後だ。
HYPER M.2 X16 CARDは、CPUの空きレーンを使ってRAIDを構築する「Intel VROC(Virtual RAID On CPU)」に対応し、理論上PCIe(GEN3)x16の帯域をフルに使った128Gbpsでの転送ができると話題になった。ただし、Intel X299マザーとIntel製SSDの組み合わせが必要となる他、標準ではRAID 0しか構築できず、RAID 1/5/10などを構築するには別売のアップグレードキーが必要になるといった条件がつく。
今回登場した「V2」は従来の機能を踏襲しつつ、Intel Z370や同Z390チップセットに加え、AMDのX399/X470/B450/X390/B350チップセット環境でも使えるようになっているのが特徴だ。
TSUKUMO eX.は「使える環境がグンと広がった上で、お値段はほぼ据え置きなので、試してみたいという人は多いんじゃないかと思います」と反響に期待を寄せていた。
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