ニュース
店舗再編の影響でTSUKUMO eX.の一角に中古パーツが並ぶ:古田雄介の週末アキバ速報(2/2 ページ)
グループ店舗の閉店は周辺店舗の品ぞろえにダイレクトな変化をもたらす側面がある。今週、TSUKUMO eX.で掘り出しモノが充実したり、中古パーツの扱いが見られるようになったりしたのもそうした背景があるようだ。
多くの店舗が通常モードに――6月中旬のアキバ
1週間前にレポートした通り、秋葉原の往来は6月に入った時点で例年に近い水準まで回復している。今週はさらに休業や短縮営業から通常に戻った店舗が増えており、日中にシャッターが下りているのは一部のパーツ店やメイド喫茶などに止まる。
店舗を訪れる人の数も先週は変わらず、順調とのコメントが大半だった。PCパーツショップに関しては(11日に解除された)東京アラートの影響はほとんどなかったようで、パソコンSHOPアークは「自粛解除を待っていた人の波が過ぎ去ってからは、ほぼ例年の平日や土日のような感覚です。細かな数値を見るとまだ100%ではないと思いますが、まあ時間の問題じゃないですかね」と話していた。
ただ、入り口に消毒液を置いたり、入店にマスク着用を義務付けたりするショップの感染予防対策については継続している。来店する大半の人は協力的で、スタッフの目がなくても自ら消毒液を手に塗りつけ、乾いた上で店内に進む様子が各所で見られた。あるショップは「マスクに関しては熱中症との兼ね合いがありますが、消毒液は当面続けていこうかなと思っています」と話していた。
関連記事
- 「Kは枯渇中だけど……」――第10世代Core向け強力OCマザー「ROG MAXIMUS XII APEX」が登場!
インテルの第10世代Core iシリーズ向けオーバークロックマザーボードや、4画面出力できるGeForce GT 710搭載カードなど、先週はASUSTeKから多方面の注目パーツが複数登場している。 - アキバの往来は準「日常」に戻った感じ
東京アラートが灯る6月初旬。街を訪れる人は多く、休業店舗の再開も進んでいるが、開放感に浮かれる雰囲気はない。そんなアキバ電気街の今を切り取った。 - CeleronやPentium Gまで――第10世代Core iシリーズ14モデルが店頭に並ぶ
先行の上位モデルに続き、開発コード名「Comet Lake-S」こと第10世代Core iシリーズが続々とアキバに登場した。時を同じくして「H470」「B460」「H410」チップセットを搭載したマザーボードも売り出されている。 - “ニューノーマル”を迎えて初めての週末を迎えた秋葉原
大半の人はマスクをしている。店内に入るときは消毒もしている。それでいながら往来や店内はずいぶんとにぎわっているように見えたアキバ。緊急事態宣言が解除されてから、初めて迎える週末だ。 - 閉店POPもセールもなく――ツクモDOS/Vパソコン館とツクモ12号店が幕を閉じる
「一部店舗の統廃合のお知らせ」がリリースされた翌日、ツクモDOS/Vパソコン館とツクモ12号店は週末を待たずに閉店した。店舗を訪ねても、閉店を知らせるPOPは見当たらなかった。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.