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FMVのAIエージェント「ふくまろ」がバージョンアップ ロック画面でも一部の音声操作が可能に
富士通クライアントコンピューティングのAIアシスタント「ふくまろ」がバージョン3.0になった。Microsoft Azureを採用することで音声認識の精度と応答速度を改善した他、画面ロック中に一部の操作を可能とした。
富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は7月31日、同社のPC「FMVシリーズ」用のAIアシスタントアプリ「いつもアシスト ふくまろ」のバージョン3.0をリリースした。サービス基盤として「Microsoft Azure」を採用することで品質が改善した他、ロック画面でも一部の音声操作ができるようになった。Windows 10(バージョン2004)以降を搭載するFMVに対応し、Microsoft Storeからアプリをバージョンアップ(インストール)することで利用できる。
バージョンアップの概要
バージョン3.0では、Azureの処理機能と、年代や性別ごとに収集、解析された音声サンプルを組み合わせることで、音声認識精度とレスポンスが向上している。「
また、利便性を向上する目的で、「ふくまろ」という呼びかけの後にそのままコマンドを音声で伝えられるようになった。さらに、画面ロック中も一部の音声操作を可能とした。ただし、YouTubeやradiko(ラジコ)の再生、インターネット検索などはロック解除しないと利用できない。
ふくまろは、プリインストールされている機種では無料で利用できる。2015〜2017年に発表された一部のプリインストールされていない機種では、6カ月当たり120円(税別)で利用できる。
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