5.5万円でRTX 2070 SUPERが買える!――今週末の掘り出しモノ:古田雄介の週末アキバ速報(2/2 ページ)
新型コロナウイルスの感染者が再び増加する中で迎えた8月。アキバの店頭ではスポット入荷した特価品が並ぶ一方で、今後の動向を気にする声も見られた。
「お客の入りが読めない」――PCパーツショップの現在
スポット特価の他にも、先週の4連休頃から夏休みを意識したセールが増えてきたが、アキバの往来にはまた違った変化が生じている様子だ。
今週方々のPCパーツショップで耳にしたのが、「日によってバラバラなんですよ」という話だ。
パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「天候や曜日にかかわらず、お客さんが多い日は例年並みかそれ以上になりますが、少ない日は本当にパタッと止まってしまいます。ちょっと予想がつかない状況が続いていますね」と話していた。
ただ、少なくとも客層は例年の夏休み頃とは異なっているようだ。パソコンSHOPアークは「大学生の方も多いですが、会社帰りの方が目立つ印象です。一時期ほど家族連れでのお買い物は目立たなくなりましたし、例年の夏のように地方から来られる方もやはりあまりいらっしゃいません。当然、海外からの観光客の方も」という。
法人に関しては、持続化給付金を計算に入れてPCパーツを購入する動きが強まったのではとみる向きもある。「テレワーク向けもそうですが、法人向けでもメモリの増量やハイエンドCPUへのグレードアップを図る方が明らかに増えた印象があります。ウィズコロナ時代ということで、本腰を入れてPC環境を強化する心境になったのかもしれませんね」(某ショップ)
いずれにしろ、ベテランの店員さんでも読めない状況が続いているのは確かだ。TSUKUMO eX.は「このまま例年並みかそれ以上の活況になるかもしれませんし、逆になるかもしれません。プラスとマイナスの要因が転がっていて、目の前も読めない状況ですから、本当難しいですよね」とこぼしていた。
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