20〜24万円でRTX 3090カードがデビュー! もRTX 3080と同じく枯渇気味:古田雄介のアキバPick UP!(2/4 ページ)
予定通り、NVIDIAのGeForce RTX 3090搭載カードが各社から登場した。RTX 3080同様に初回入荷分はおしなべて売り切れとなり、各ショップのハイエンドグラフィックスカード用の棚はブランク状態になっていた。
人柱需要でしょう――3スロット挿せるMini-ITXケースも人気に
実際、先週もInno3DやColorfulなどのRTX 3080搭載カードが登場したが、どこのショップでも週末を待たずに売り切れていた。パソコンSHOPアークは「ずっと探している方がいらっしゃいますね。供給が安定するか、RTX 3070などの下位モデルも登場して選択肢に幅ができるかまではこういった状況が続きそうです」とみる。
このRTX 3080カード人気によって、キロワット電源やVGAステー、フルタワーケースなどの需要が増しているというのは前回お伝えした通りだが、それらに加えて拡張スロットを3基備えたMini-ITXケースの人気も高まっているという。
TSUKUMO eX.は「いくら3スロット挿せるからといってRTX 3080カードを載せるというのは、まぁ無茶だと思うんですよ。物理的に組み込めても、電源供給や排熱の問題があります。ウチもまだ検証用のRTX 3080カードを入手できていないので、実際のところをアドバイスできません。本当に未開の領域です。でも、だからこそロマンを感じている人もいるみたいです」という。
同店で人気が高まっているのは、Lian-Liの「TU150W」シリーズ(1万3000円強)や、SilverStoneの「SUGO14 SST-SG14」(1万3000円弱)だ。いずれも30cm以上の拡張カードが組み込めて、拡張スロットは3基ある。「ケースファンなどとの干渉も考えないといけませんし、組み込む電源ユニットの奥行きやケーブル処理の問題もシビアに考える必要があります。その辺りにゾクゾクする人の楽しみ方かなと思いますね」(同店)
次に電源ユニットの新モデルをチェックする。
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