Radeon RX 6000シリーズの独自設計モデルに期待が高まるアキバ:古田雄介の週末アキバ速報(1/2 ページ)
登場してから枯渇が続くRadeon RX 6000シリーズだが、オリジナルデザインのモデルや上位GPUの発売情報が具体化し、そちらが注目を集めていく流れになってきている。
11月20日に売り出された「Radeon RX 6800 XT」と「Radeon RX 6800」搭載グラフィックスカードは、入荷数が需要に追いつかず、発売前から枯渇状態が予想されていた。実際、一週間経っても再入荷はほとんどみられない。27日夕方時点で、RX 6800カードの在庫がごく少数確認できた程度だ。
RX 6800/6800XTのオリジナルモデルは12月2日に一斉発売か
今後の供給状況について、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「初回に出回ったリファレンスデザインのカードはもう入ってこないみたいですね。次からは各社がオリジナルデザインのモデルに切り替えてきます。ただ、そちらも潤沢とはとても言えない感じらしいです」と話していた。
この切り替えタイミングに、複数のショップが12月2日を挙げる。某ショップは「そこで各社で一斉に登場するらしいですが、間に合えばという条件付きです。おそらく遅れて登場するメーカーも複数出てくるでしょう。いずれにしろ、リファレンスの初回入荷分より少なくなりそうです。確実に取り合いが起きるでしょうね」という。
さらに、その後には最上位の「Radeon RX 6900 XT」搭載カードの登場も控えているが、やはりごく少数の供給となりそうだ。パソコンSHOPアークは「(RX 6900 XTカードの登場が)今年ラストの大物になるのかなと思いますね。密な状況を可能な限り回避できるようにしっかり準備しなくては」とコメント。大物パーツの反響に関して例年とは異なる配慮も加わり、普段よりも負担が大きい様子が見て取れた。
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