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税込み1万6980円ながら実力は折り紙付き Pixio Japanの15.6型モバイルディスプレイ「PX160」を試すモバイルディスプレイの道(2/3 ページ)

Pixio Japanの「PX160」は、15.6型と王道のサイズを備えつつ、税込みで1万6980円と低価格が魅力のモバイルディスプレイだ。その実力はどうなのかをチェックした。

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USB Type-C/HDMIでの接続に対応。スピーカーは背面に内蔵

 では実際に使ってみよう。

 デバイスとの接続方法は、HDMI、もしくはUSB Type-Cのいずれかとなる。本体の右側面にあるHDMI×1ポート、もしくはUSB Type-C×2ポートのいずれかとケーブルで接続すれば表示できる。HDMIの場合は、併せてUSBでの電源供給が必要だ。

 USB Type-C×2ポートは、機能的には区別はなく、どちらも電源供給と信号伝送に対応する。2つのポートを併用し、スマホやタブレットとの接続時に、信号伝送をしながら電源を供給することも可能だ。

PX160
右側面にはUSB Type-C×2ポート、さらにmini HDMIポートが配置されている
PX160
USB Type-Cケーブルでは、電源供給と信号伝送がまとめて行える。ちなみに2ポートあるが機能は同一とのこと
PX160
レノボ・ジャパンの14.1型ノートPC「ThinkPad X1 Carbon(2019)」とUSB Type-Cポートで接続した状態。HDMIで接続する場合はUSBでの給電が必要になる
PX160
ケーブルを左側へとはわせる場合、このように本体とスタンドの間を通すことになりがちだ
PX160
背後から見た状態。ThinkPad X1 Carbon(2019)のように、USB Type-Cポートが左側面にあるPCとコネクターが干渉しないため、間隔を空けずに並べられる
PX160
背面に置いた状態。相手に画面を見せながら説明する場合に便利だ

OSDメニューは日本語でジョグダイヤルを装備

 左側面には、オーディオ出力ポートと、音量調整やメニュー操作に使うジョグダイヤル、および「戻る」ボタンを兼ねた入力切替ボタンが搭載されている。おおむね一般的な仕様で、特に奇をてらった部分はない。

 ジョグダイヤルは他社製品にもよく見られる、メニューの項目選択と決定を行うためのもので、通常は音量調整の役割を持つ。操作自体はすぐ慣れるが、やや硬く押しづらい。とはいえ、それほど頻繁に使うわけではないため、許容範囲内と言えるだろう。

 メニューは必要な項目が網羅されており、特に違和感はない。今回の試用機は初期設定が英語表示になっていたが、日本語でもきちんと表示できる。HDRやFreeSyncなどは初期設定でオフになっているので、必要に応じてオンにするとよいだろう。

PX160
左側面には3.5mmのヘッドフォンポート、ジョグダイヤル、入力切り替えボタンを備える
PX160
電源オン時にジョグダイヤルの奥が緑に点灯する
PX160
メニューの項目は、おおむね一般的だ。日本語表示にも対応している
PX160
ジョグダイヤルの上下で音量調整が行える。このダイアログは画面中央に表示される
PX160
デバイスとの接続方法は右上に表示される

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