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「夜は早くなった」――3度目の緊急事態宣言を迎えた自作街古田雄介の週末アキバ速報(1/2 ページ)

大型連休期間に突入した日中のアキバを歩き、PCパーツショップの空気感を探った。グラフィックスカードは相変わらず枯渇しているが、大容量HDD購入の波は収まった様子だ。

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 秋葉原のある東京都は、4月25日から緊急事態宣言下となった。宣言を受けて5月11日まで休業する店舗も一部で見られたが、PCパーツショップは営業時間の短縮に留めるスタンスが多い。

秋葉原中央通り
4月30日昼過ぎの秋葉原中央通り
秋葉原
同じく、駅前広場の様子
秋葉原
総武線高架下から風景

1年前の空気感とは全然違いますね――GWを迎えたショップ

 4月30日の日中におけるアキバの往来は、普段の金曜日より少し多めといった印象だ。PCパーツショップの店員も「普段の祝日ほどの勢いはないですが、平日ほどでもない感じですね。まあ、1年前と比べたら雲泥の差です。良くも悪くも皆慣れているんですよ」と話す。

 1年前の大型連休時期は、コロナ禍で最初の緊急事態宣言下にあった。PCパーツショップにはWebカメラやヘッドセットといったテレワークに必要なものを求める人が訪れるくらいで、観光や趣味で立ち寄るのは強く忌避される空気が張り詰めていた。現在、あれほどの緊張感は確かにない。

 ただし、夜は早くなったと口をそろえる。別のショップは「19時あたりからサーッと人がいなくなります。ほとんどの飲食店が店を閉じますし、公園内にも入れなくなりますから。街で何もやることがない。必然的に夜が早くなりますよね」と語る。

芳林公園
芳林公園の入り口。開園が19時までと書かれた看板が両入り口に掲げられている

 続いて、気になるパーツの在庫事情を探る。

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