オールホワイトで高性能な冷却ファンが注目される理由:古田雄介のアキバPick UP!(2/4 ページ)
Thermalrightから登場した12cmファン「TL-B12」シリーズが注目を集めている。とりわけ、フレームまでホワイトカラーの「TL-B12-W」が大人気だ。その他、Fractal Designからエアフロー重視の新型ケースも売り出されている。
前面に2基の18cmファンを置くFractal Designのフルタワーケース
風量を重視するモデルといえば、Fractal Designから登場したE-ATX対応のフルタワーケース「Torrent」シリーズも話題となっている。
前面に18cmファンを2基、底面に14cmファンを3基標準装備したエアフロー重視の仕様で、ボディーサイズは約242(幅)×544(奥行き)×530(高さ)mmとなる。
ARGBファンと強化ガラスサイドパネルを採用した「Torrent RGB TG」と、光らないファンと強化ガラスサイドパネルを採用した「Torrent TG」、防音性の高いソリッドパネルを採用した「Torrent Solid」があり、価格は順に3万7000円強と3万1000円前後、2万9000円弱となる。
なお、Torrent TGのみ、グレーとホワイトのボディーカラーがあり、ブラックボディーは強化ガラス(ダーク/ライト)の組み合わせで2モデルを用意している。
ドスパラ秋葉原本店は「前と底から背後に風を送る分かりやすいエアフローが作れます。CPUクーラーも188mm高まで対応できたり、461mm長のグラフィックスカードが挿せたりと拡張性が高い上に、左右両側面パネルがラッチ構造になっていてドライバーいらずで着脱できるのがいいですね」と評価していた。
フロントの18cmファンは単独でも売り出しており、ARGBタイプの「Prisma AL-18 ARGB PWM」と、光らない「Dynamic X2 GP-18 PWM Black」が売り場に並んでいる。価格は順に6000円弱と4400円前後だ。
続いて、冷却関連のパーツを見ていこう。
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