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「やはり人の流れが変わりました」――東映ランドが10月末に閉店:古田雄介の週末アキバ速報(1/2 ページ)
東映無線系のPCパーツショップ「東映ランド」がリアル店舗を10月31日に閉じ、以降はWeb通販に専念するという。背景にはコロナ禍があるようだ。
東映ランドが、PCパーツショップ密集エリアで営業を始めたのは2013年8月末だ。東映無線系の新店舗として8年営業してきたが、9月21日に店舗営業の終了を告知し、10月31日まで在庫売り尽くしの閉店セールに入っている。
「2021年に入ってから変化が固定化したように思います」
店内には特価POPが並び、HPのビジネス向けノートPCやゲーミングノートPCなど、多彩な特価品も見つかる。
同店は店舗営業終了の理由にコロナ禍による人の流れの変化を挙げる。「ちょっと立ち寄って面白そうなアイテムやお得な特価品を見つける、といった行動が取りにくくなったのは感じています。特に2021年に入ってからですね」という。
「不要不急の外出自粛」が強調されたのは2020年だが、その頃はまだ一時的な対応だという空気が店側にも来店者側にもあったという。それが2021年に入り、長く続くことを両者が覚悟するようになった――。似たコメントは秋葉原の他のPCパーツショップからもしばしば聞かれる。
この変化に伴ってWeb通販のニーズが伸びたため、そちらに専念する方向にカジを切ったという。
秋葉原にある東映無線系のリアル店舗は、2020年5月に同系列の東映無線ラジオデパート店と統合したテクノハウス東映のみとなる。テクノハウス東映は「狭めの店舗ですが、こちらは引き続き営業していきたいと思います」と話していた。
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