19型の投影タッチスクリーンと8型ディスプレイで子供との時間を豊かにする新デバイス「Amazon Glow」が登場
米AmazonのDevices & Services事業部門が発表会を開き、さまざまなデバイスを投入する。ここでは、「Amazon Glow」(アマゾン グロウ)を取り上げる。現時点で日本での展開は未定だ。
米AmazonのDevices & Services事業部門が9月28日(米国太平洋夏時間)、新製品発表会で新デバイス「Amazon Glow」をアナウンスした。日本での展開は現時点で未定だが、米国では今後数週間以内に出荷が開始される。早期アクセス価格は249.99ドル(通常は299.99ドル)だ。
Amazon Glowは19型のタッチセンサー付き投影エリアに多彩なコンテンツを表示し、そこに文字を書いたり、電子書籍のページをめくったり、チェスやオセロなどのゲームも楽しめる。
また、本体に8型の液晶ディスプレイと広角カメラを内蔵することでビデオ通話をしながら、Glowアプリを通じてそれらのコンテンツを離れた場所からでも同時にアクセスできる。GlowアプリはAndroidとiOSに対応(Fire OSは後日提供)する。
数千冊の本やインタラクティブなゲーム、ビデオを提供する1年間のAmazon kids+が標準で付属しており、2021年後半にはサウンドやビデオ、触覚要素を使っての没入型アクティビティー(Glow Activities)が提供される予定だ。
さらにオブジェクトスキャン機能により、さまざまなオブジェをデジタル化して、仮想ピースに分けてジグソーパズルのように遊ぶこともできる。
本体のカメラとマイクを無効にできるプライバシーシャッターを装備する他、ペアレンタルコントロール機能を備え、親が事前に承認した電話番号にのみかけられ、子供が誰と通話しているかを確認できるAmazon Parent Dashboardも用意される。2年間の安心保証が付帯する。
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