Razerのコイルケーブルや交換用キーキャップがゲーマーの心をつかむ:古田雄介のアキバPick UP!(1/4 ページ)
先週はRazerから入力デバイスの新製品が多数投入されたが、コイルケーブル付きのキーキャップセットや、下半分が半透明になったプリン型キーキャップなどのオプションも話題になっているという。
先週は、Razerからキーキャップセット「PBT Keycap+Coiled Cable Upgrade Set」が登場した。同社のメカニカルキーボード向けのLEDライト透過型キーキャップに、最長2mとなるコイル式のUSBケーブル(USB Type-C→Type-A)が付属している。ブラックとホワイト、グリーン、ピンクの4種類があり、価格は7000円前後(税込み、以下同)だ。
「純正品からコイルに付け替える人は一定数いますね」
入荷したパソコンSHOPアークは、キーボードケーブルをコイル式に換装する需要は一定数あると語る。「コイルケーブルに換えることで、本来必要なたわみが目に見えなくなって机回りがすっきりするんですよね。電話の受話器ケーブルを思い出す人もいますが、それも込みでオシャレだと喜ばれています」と語る。
また、LEDライトの光をより効果的にするキーキャップもRazerから登場している。「Phantom Keycap Upgrade Set」で、価格は5000円前後だ。ブラックとホワイトが用意される。
キーキャップ下半分に半透明なABS素材を採用したプリン型のキーキャップで、LEDを発光させるとキーの刻印とキーボードベース周辺が従来よりも強く光る効果がある。「視界の下部でもよりくっきりと色が感じられるようになりますね。表現の幅も変わってくるので、キーキャップの新たなトレンドを生むかもしれません」(同)という。
なお、プリン型キーキャップを採用した“65%”キーボード「BlackWidow V3 Mini HyperSpeed Phantom Pudding Edition」も同時に売り出されている。黄軸と緑軸があり、価格はいずれも2万7000円弱だ。
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