Razerのコイルケーブルや交換用キーキャップがゲーマーの心をつかむ:古田雄介のアキバPick UP!(2/4 ページ)
先週はRazerから入力デバイスの新製品が多数投入されたが、コイルケーブル付きのキーキャップセットや、下半分が半透明になったプリン型キーキャップなどのオプションも話題になっているという。
光学スイッチの世代を改めた「Huntsman V2」シリーズもデビュー
Razerからは、他にも多数の入力デバイスが投入されている。ラインアップが多いのは「Huntsman V2」シリーズだ。テンキーレスとフルキーボードタイプがあり、それぞれに日本語配列と英語配列、高速スイッチ(クリッキーオプティカルスイッチ)と静音スイッチ(リニアオプティカルスイッチ)が選べる。
テンキーレスタイプは高速スイッチモデルが2万円前後で、静音スイッチモデルは2万1000円弱だ。同様にフルキーボードタイプは2万5000円弱と2万6000円弱となる。
2020年7月に登場した65%キーボード「Huntsman Mini」と同じく、新世代のキースイッチを採用しているのが特徴だ。パソコンSHOPアークは「高速スイッチも含めて、元祖モデルよりもさらに静かになりましたね。ポーリングレートも最大8000Hzまで設定できるのもポイントです」という。
キーボード関連以外でも、RazerからXboxやPCなどで使えるゲームコントローラー「Wolverine V2 Chroma」と「Wolverine V2 Mercury White」も登場した。価格は2万円弱と1万3000円前後だ。
上位の「Wolverine V2 Chroma」は、LEDコントロール機能「Razer Chroma」に対応するのに加え、裏側に合計4種の入力が行えるトリガーボタンを備えており、親指スティックのカスタムや無線でのプレイが可能になるなど、複数の付加機能を搭載している。
「かなり高価なので人を選びますが、PCでもコントローラーでプレイしたい、しかもFPSなどで複雑な操作も組み込みたいという人にはオンリーワンの存在といえますね」(同店)
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