Lenovoが「Yoga」ノートPCの2022年モデルを披露 Intelの新型GPU「Arc A」搭載モデルも登場予定(2/2 ページ)
Lenovoが、CES 2022に合わせて「Yoga」ブランドの新型ノートPCを発表した。一部モデルでは、Intelが間もなく正式発表する外部GPU「Intel Arc Aシリーズ」を搭載する構成も用意される予定だ。
Yoga 6
「Yoga 6」は、Ryzen 5000シリーズを搭載するコンバーチブルタイプの13.3型2in1ノートPCだ。比較的手頃な価格を実現しつつ、天板(ファブリックまたはアルミニウム)を含む一部の部品にリサイクル素材を採用して持続可能性(サステナビリティー)に配慮したモデルでもある。米国における最小構成の想定販売価格は749ドル(約8万6800円)となっている。
APU(GPU統合型CPU)は、Ryzen 5 5500U(6コア12スレッド)かRyzen 7 5700U(8コア16スレッド)を搭載している。メインメモリはLPDDR4x規格で、8GBまたは16GBを備える(換装/増設不可)。ストレージはSSDで、容量は256GB、512GB、1TBから選べる。
ディスプレイはアスペクト比16:10の13.3型IPS液晶で、タッチ操作とペン入力に対応する。最高解像度はフルHD+だ。ディスプレイ上部には、フルHD撮影と顔認証に対応するシャッター付きWebカメラを備える。ペンは別売となる。
ポート類は、左側面にUSB 3.0 Type-C端子×2、HDMI出力端子とイヤフォン/マイクコンボジャックを、右側面にUSB 3.0 Type-A端子×2とmicroSDメモリーカードスロットを備えている。USB 3.0 Type-C端子はUSB PDによる電源入力とDisplayPort Alternate Modeによる映像出力に対応する。ワイヤレス通信は、Wi-Fi 6またはWi-Fi 5とBluetooth 5.2に対応する。
ボディーサイズは約303.86(幅)×217.98(奥行き)×18.25(厚さ)mmで、最軽量構成の重量は1.38kg以下となる。
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