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実売28万円のNVIDIA RTX A4500搭載カードが登場!古田雄介のアキバPick UP!(1/4 ページ)

NVIDIAのプロ向けグラフィックスカード「NVIDIA RTX A4500」を搭載したカードが週末に売り出された。同時に「NVIDIA T1000」搭載カードも出回っている。

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 先週末に話題を集めていたのは、NVIDIAのプロ向けGPU「NVIDIA RTX A4500」を搭載したグラフィックスカード「ENQRA4500-20GER」だ。ELSA扱いの製品で、価格は28万円前後(税込み、以下同様)となる。

すぐに廃番になるのが怖いです――NVIDIA RTX A4500カードの評価

 CUDAコアを7168基、NVIDIA Tensorコアを224基、NVIDIA RTコアを56基搭載し、グラフィックスメモリはGDDR6を20GB積んでいる。2スロット占有のブロアーファンを採用し、カード全体の最大消費電力は200Wとなる。消費電力や価格帯は2021年7月に登場した「NVIDIA RTX A4000」(13万円弱)よりも、2021年5月登場の「NVIDIA RTX A5000」(32万円強)に近い。

ENQRA4500-20GER
パソコン工房 秋葉原BUYMORE店に入荷した「ENQRA4500-20GER」
ENQRA4500-20GER
ENQRA4500-20GERの製品画像

 複数のショップに入荷したものの数量は少なく、3連休のうちに売り切れるとの予測が大半だった。某ショップは「価格的にも電力的にも(マイニング需要も強かった)A4000のような売れ方よりは、プロ用途のA5000に近い売れ方をすると思います。ただ、30万円を超えるGeForce RTX 3090カードがたくさんあって、RTX 3080 Tiも近いところにあるので、コンシューマー人気が出てもおかしくないですね。いずれにしろ。今回の入荷数ではすぐに売り切れ必至です。その後入荷せず、そのまま廃番になるのが怖いですね」と話していた。

 同じタイミングで、プロ向けのスモールファクター向けGPU「NVIDIA T1000」を搭載したカード「ENQT1000-8GER」も6万3000円強で登場している。1スロット占有のロープロファイルモデルで、896基のCUDAコアと8GBのGDDR6メモリを搭載している。

NVIDIA T1000
パソコン工房 秋葉原BUYMORE店に入荷した「ENQT1000-8GER」
NVIDIA T1000
ENQT1000-8GERの製品画像
NVIDIA T1000
TSUKUMO eX.の価格表

 入荷したTSUKUMO eX.は「5K解像度を4画面表示できる能力があります。軽いCADを表示したり、複数画面を表示したりしたい人に向いていますね」と評価していた。

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