GeForce RTX 3090 Ti搭載カードが続々登場するも導入に踏み切れない3つのハードル：古田雄介のアキバPick UP！（2/4 ページ）

NVIDIAのハイエンドGPU「GeForce RTX 3090 Ti」搭載カードが、各社から続々と登場している。気にしている人は多いものの、購入には踏み込めずにいるという声も。それには3つの理由があるという。

[古田雄介，ITmedia]

ギガバイトからも4万円切りGeForce RTX 3050搭載カードが登場

　一方で、コストパフォーマンスの高さで発売直後から人気が予想されていたカードもある。ギガバイトの「GeForce RTX 3050 EAGLE 8G」で、価格は3万9800円前後だ。

パソコン工房 秋葉原BUYMORE店に置かれた「GeForce RTX 3050 EAGLE 8G」のトールケース

「GeForce RTX 3050 EAGLE 8G」の本体画像

　GeForce RTX 3050搭載カードの価格は、5〜6万円の周辺であることが多いが、1月末の販売開始以来、各社から初回ロット限定で3万9800円前後のモデルがしばしば投入されている。そして、そのモデルのみ瞬く間に売り切れるという特殊な動きが繰り返されてきた。

GeForce RTX 3050搭載カード販売開始直後の同店入り口に掲げられていた価格表。4万円切りモデルのみ売り切れていた

　GeForce RTX 3050 EAGLE 8Gも同様の反響が予想され、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店のように「お一人様1枚限り」と購入制限をかけるショップが目立っている。同店は「これまでの傾向でいえば、やはり初回ロットだけでしょうね。すぐに売り切れになって、再入荷のときには価格が改まっている可能性が高いと思います」と話していた。