定番CPUクーラー「虎徹」の新作デビューも「1年前と景色が違う」の評:古田雄介のアキバPick UP!(2/4 ページ)
サイズのCPUクーラー「虎徹 Mark III」や、CorsairのミドルタワーPCケース「5000D/4000D RGB Airflow」など、先週は定番の系譜にある新製品が複数登場している。
Corsairから「iCUE 5000D/4000D RGB Airflow」シリーズが登場
PCケースでは、Corsairから登場したミドルタワーの「iCUE 5000D RGB Airflow」と「iCUE 4000D RGB Airflow」が目立っていた。
iCUE 5000D RGB Airflowは、2021年2月に登場した「5000D Tempered Glass」シリーズのバリエーションモデルで、フロントにメッシュパネルを採用し、ARGBファンを搭載しているのが特徴となる。ケースサイズは約245(幅)×520(奥行き)×520(高さ)mmで、ブラックとトゥルーホワイトの2色があり、価格は3万1000円弱だ。
iCUE 4000D RGB Airflowは、5000Dシリーズより一回りコンパクトな設計になっており、サイズは約230(幅)×453(奥行き)×466(高さ)mmとなる。それでいてE-ATXマザーを組み込め、前面に最長360mmのラジエーターを装着できるなどの拡張性を維持している点が特徴といえる。フロントにメッシュパネルを採用し、ARGBファンを搭載しているのは同じだ。カラーバリエーションも同様で、価格は2万1000円弱となる。
とりわけ注目されているのは、トゥルーホワイトモデルだという。TSUKUMO eX.は「従来の5000Dや4000Dのホワイトモデルは、フロントにライトグレーのフレームを採用していました。『そうではなくて真っ白にしたい』という人には待望のラインアップといえるでしょう。本気のハイエンド構成で真っ白を追求できるケース自体が貴重ですから、指名買いが多いモデルになるんじゃないかと思います」と評価していた。
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