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オリジナル光学センサーで快適操作! ASUSの無線ゲーミングマウス「ROG Gladius III Wireless AimPoint」「ROG Chakram X Origin」を使い比べる(1/3 ページ)

ASUSが先般発売した「ROG Gladius III Wireless AimPoint」「ROG Chakram X Origin」は、ASUSのオリジナル光学センサー「ROG AimPoint」を搭載するハイエンドワイヤレスゲーミングマウスだ。両モデルを試用する機会を得たので、実際に使った上でその特徴を述べていく。

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 ASUS JAPANの「ROG(Republic of Gamers)」ブランドというと、ゲーミング用途のPCやマザーボードの印象が強いが、キーボードやマウスといった周辺機器も多数取りそろえている。

 「ROG Gladius III Wireless AimPoint」「ROG Chakram X Origin」は、いずれも最大3万6000DPIのオリジナル高精度光学センサー「ROG AimPoint」を搭載するハイスペックワイヤレスゲーミングマウスだ。税込みの実売価格は前者が1万7000円程度、後者が2万円程度となる。今回、両モデルを試す機会があったので、それぞれの特徴や実用した上での所感を述べていきたいと思う。

ROGマウス
左がROG Chakram X Origin、右がROG Gladius III Wireless AimPoint

カスタマイズできるボタンが豊富な「ROG Chakram X Origin」

 ROG Chakram X Originは、本体の左側にジョイスティックが配置されている、左右非対称型の右利き用ワイヤレスゲーミングマウスだ。FPS(一人称視点のシューティング)あるいはMOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)を楽しむ際に最適なモデルとなっている。

ROG Chakram X Origin
ROG Chakram X Originのパッケージ

 本体サイズは約76.6(幅)×132.7(奥行き)×42.8(高さ)mmで、重量は約123g(公称)。付属のUSBケーブル(USB Type-C to USB Standard-A)は2mのパラコードで有線接続の際も取り回しがしやすい。

 左右のクリックボタンとホイールクリックに加え、左側面にはジョイスティックと4つのボタンを備えている。ジョイスティックを含む全てのボタンはプログラマブルで、専用ユーティリティーアプリ「Armoury Crate」から任意の機能を割り当てることができる。

 ジョイスティックは、前後左右に動かした際の挙動を指定する「デジタルモード」とアナログスティックのように使える「アナログモード」の2つが用意されている。ジョイスティックは軸の長いものと短いものの2種類が付属している他、使わない場合はカバーでふさいでおける。

全体図
ROG Chakram X OriginはFPS/MOBAを楽しむ際に最適なモデルとなっている
付属品
付属品には左右のクリックボタンの交換用スイッチや、持ち運び用のポーチも含まれる
左側面
左側面にはジョイスティックと4つのサイドボタンを備えている
ジョイスティック
ジョイスティックは長軸(左)、短軸(中央)の2種類が付属しており、出荷時は長軸のものが装着されている。ジョイスティック自体を使わない場合は、カバー(右)でふさぐことも可能だ
右側面
右側面にはROGのロゴタイプ付きのパネルが付いている

接続方法は3種類から選択可能

 PCとの接続は、有線、独自の2.4GHz無線、Bluetoothの3種類に対応しており、底面のスイッチで切り替えられる。有線接続時は本体バッテリーへの充電も行える。

 Bluetooth接続時は、最大3台のマルチペアリングに対応している。接続先の切り替えは本体底面のボタンで簡単に行える。底面にはDPIの切り替えスイッチもある。

 冒頭で触れた通り、スペック上の最大精度は3万6000DPIで、最大ポーリングレートはBluetooth接続時は250Hz、2.4GHz無線接続時が1000Hz、有線接続時が8000Hzとなる。

 USBレシーバーは、USB Standard-A端子に直接接続できるタイプだ。付属のアダプターとケーブルを利用すれば、レシーバーをマウスの近くに持ってくることで接続の安定性を向上できる。マウスを充電したい場合はアダプターごとレシーバーを外してつなぎかえればいい。

 無線接続の際のバッテリー駆動時間は、公称で最長150時間となっている。今回は無線接続を中心に使ってみたが、使っている途中でバッテリーが切れて困るといったこともなかった。なお、先に発売された「ROG Chakram X」にはQi(チー)規格のワイヤレス充電にも対応していたが、本モデルは対応していない。

底面
底面にはペアリング/DPIボタンと接続モードの切り替えスイッチがある。印字も分かりやすいので戸惑うこともないだろう
正面
正面には充電端子兼用のUSB Type-C端子を備えている
後面
後面は緩やかな曲面を描いている
うっすら
本体を上部から見てみると、カバーが薄く透けていることが分かる
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