レノボ、アストンマーティンとコラボした新型デザイン筐体を採用するデスクトップWS
レノボ・ジャパンは、アストンマーティンと共同開発した新型デザイン筐体を採用するデスクトップワークステーション3モデルを発表した。
レノボ・ジャパンは4月25日、自動車メーカーのアストンマーティンと共同開発した新型デザイン筐体を採用するデスクトップワークステーション3モデル「ThinkStation P5」「ThinkStation P7」「ThinkStation PX」を発表、本日販売を開始する。価格はそれぞれ50万9300円から、77万7700円から、168万8500円から(税込み)。
アストンマーチンの主力モデル「DBSグランドツアラー」をモチーフとしたタワー型筐体を採用するモデルで、同社独自の冷却システム“Tri-Channel”と大型の換気口を装備。M.2 SSDなどを前面から直接装着できるフロントアクセス機構も備えている。
ThinkStation P5は、最大24コア/48スレッドのXeon W-2400シリーズの搭載に対応したメインストリーム向けモデルで、NVIDIA RTX A6000を2基まで装着可能。メモリは最大512GB(DDR5 4800MHz)、ストレージは最大48TBまで拡張を行える。
ThinkStation P7は、最大56コア/112スレッドのXeon W-3400シリーズを搭載可能なハイエンドワークステーションで、NVIDIA RTX 6000 Ada世代を3基まで装着できる。メモリは最大1TB(DDR5 4800MHz)、ストレージは最大52TBまで対応。10GbE対応ポートも標準で装備した。
ThinkStation PXはデュアルソケット構成に対応したモデルで、最大60コア/120スレッドの第4世代インテル Xeon スケーラブル・プロセッサを2基、NVIDIA RTX 6000 Ada世代を4基まで搭載可能となっている。容量1850Wの電源ユニットを2基搭載する冗長化構成にも対応した(2台を束ねるチームモード利用時で最大2350Wの出力も可能)。メモリは最大2TB、ストレージは最大60TBまで拡張可能だ。
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