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「劇的」より「じわじわ変化」――5類移行後で“普通”が結構動いているアキバ自作街:古田雄介の週末アキバ速報(2/2 ページ)
5月8日、感染症法で新型コロナウイルスの位置づけが2類相当から5類に移った。これにより、アキバ自作街の景色はどのように変わったのだろうか?
第13世代Coreを搭載したNUCのCore i3モデルが登場
新製品では、Intelの超小型ベアボーン「NUC」の新モデル「NUC13ANHi3」が登場した。CPUに第13世代Coreシリーズに属する「Core i3-1315U」を採用し、価格は5万7000円弱(税込み、以下同様)となる。
4月下旬に登場した「NUC13ANHi7」や「NUC13ANHi5」と同世代、同形状のモデルで、1基の2.5インチSATAドライブと2基のM.2 SSDスロット、2基のDDR4 SO-DIMMスロットを備えている。
ただし、Core i7/i5モデルのCPUはPBP 28Wの「Pシリーズ(開発コード名:Raptor Lake-P)」となる末尾「P」だが、NUC13ANHi3は省電力版であるPBP 15Wの「Uシリーズ(開発コード名:Raptor Lake-U15)」を示す末尾「U」を採用するなどの違いがある。
TSUKUMO eX.は「1つ前のi3搭載NUC『NUC12WSHi3』は、末尾Pモデル(Core i3-1220P)を採用していたので、Uシリーズになったのはこのモデルからです。省電力を良しととるか、もう少しパワーを求めるか、人によって好みが分かれそうですね」と分析する。
また、別のショップは「オフィス用のベアボーンNUCは、世代が古くても3万円台の特価だと飛ぶように売れます。そのあたりの価格帯を求めている人が多いところがあるので、どこまで存在意義を示せるかでしょうね」と話していた。
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