ASUS×NoctuaのRTX 4080カードと白いTaichiのRX 7900カードに人気集中:古田雄介のアキバPick UP!(1/4 ページ)
グラフィックスカードが全体的に潤沢に出回る中で、2つのハイエンドモデルが突出した反響を得ていた。他にも、NZXTから最新のマザーボードや冷却ファンが登場している。
先週の新製品で目立っていたのはハイエンドグラフィックスカードだ。
「再入荷はやはり未定」――4.3スロット厚のNoctuaコラボ
ASUS JAPANからは、Noctuaと共同開発したGeForce RTX 4080搭載グラフィックスカード「RTX4080-O16G-NOCTUA」が24万5000円弱(税込み、以下同様)で登場している。
2021年10月末登場のRTX 3070搭載カード「RTX3070-O8G-NOCTUA」を皮切りに、2022年6月にはRTX 3080搭載の「RTX3080-O10G-NOCTUA」を投入するなど、2社のコラボモデルは既に定番化している。そして、登場するたびに大きな反響を呼び、入手困難になってきた。
今回のRTX4080-O16G-NOCTUAも同様で、週末前の金曜日(21日)の時点で在庫を残しているショップはわずかだった。即売り切れになったというオリオスペックは「最初のコラボモデルと同様に厚みは4.3スロット分ありますが、最近は拡張カードに1枚のグラフィックスカード以外を指す人があまり多くなく、段々気にされなくなっている感はありますね。やはりぶ厚いですけど、それ以上に圧倒的に静かなところが高く評価されているようです」と話していた。
同じように販売後すぐに売り切れが続出したのが、ASRockのRadeon RX 7900 XTX搭載カード「RX 7900 XTX Taichi White 24GB OC」で、価格は19万円弱だ。3連ファンを組み込んだホワイト基調のカードで、スロット厚は3段分となる。
金曜日時点で売り切れとなっていたパソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「グラフィックスカードで白いTaichiというレアさからか、即売り切れました」という。
続いて、NZXTの新型マザーボードと冷却ファンをチェックする。
関連記事
- LAMZUのピンク系軽量マウスが男女問わず人気
LAMZUの人気マウス「ATLANTIS MINI」に、ピンク系のカラーバリエーションが登場して好評を博している。また、ワークステーション向けCPUでは「Xeon W-3400」シリーズが店頭に出回るようになった。 - GeForce RTX 4070搭載カードが10万円弱〜12万円弱でデビュー! 「アッパーミドルで10万円……か」の声
NVIDIAの新型GPU「GeForce RTX 4070」を搭載したグラフィックスカードが、各社から一斉に登場した。デュアルファン採用のショート基板モデルも多く、幅広いバリエーションから選べる。その評判は? - ゲームに“強い”「Ryzen 7 7800X3D」がデビュー! Ryzen 9 7950X3Dの再入荷も
ゲーミングCPUとして発売前から話題を集めていた「Ryzen 7 7800X3D」が売り出された。また、サムスンの4TB SATA SSDが前月比2万円超ダウンするなど、ストレージの特価も目立っている。 - ショップに聞く「今、ゲーミングPCを組むならGPUの最低ラインはどれくらい?」
20万円や30万円のグラフィックスカードがヒットを飛ばす中で、ゲーミングPCの予算ハードルも上昇しているように見える。もっと身近な入り口はどのあたりにあるのだろうか? - 420mm水冷ユニットを搭載可能で2.5万円のケースがAntecからデビュー
Antecからフルタワーケース「Performance 1 FT」が登場した。420mmラジエーターを組み込めるE-ATXケースとしてはコンパクトかつ割安で、発売前から高い評価を受けている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.