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Amazonの新型タブレット「Fire Max 11」に専用キーボードを取り付けてノートPCスタイルで使ってみた(5/5 ページ)
Amazonから発売されたFire タブレットの新モデル「Fire Max 11」。別売で用意されている専用キーボードとスタイラスペンを使い、ノートPCのように使えるのかを試してみた。
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価格なりの価値は十分にあり完成度も高い
以上ざっと見てきたが、キーボードの実売価格は1万980円となる。Fireシリーズのオプションとしては高価ではあるが、品質、使い勝手ともにやや問題のあったFire HD 10向けの保護ケースと一体型キーボード(6980円)と比較しても実用性は高く、価格なりの価値はある印象だ。
もちろん、WindowsやMacと操作方法は全く同じではないので、慣れるまではある程度の使い込みは必要だが、キー配列などが特殊でなく一般的なのは、慣れていく上での利点だろう。従来のFire HD 10でキーボードが合わなかったという人も、改めてチャレンジしてみる価値はある。
本製品のライバルはChromebookということになるだろうが、この出来であれば十分に張り合うことができ、また価格競争力もある。元はメディアタブレットであるFireがこうした用途でも遜色なく使えることを証明しうる製品と言えそうだ。
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