ピラーレスで小型! しかも空調強化のNZXT新型ケース「H6 Flow」が話題に:古田雄介の「アキバPickUP!」(2/4 ページ)
NZXTの新型PCケース「H6 Flow」が複数のショップに並び、本体やラジエーター収納部をモジュール式にしたInWinの「ModFree」が注目を集めるなど、PCケースの大物が複数登場している。
モジュール式の「ModFree」と横置きのケース「PAN SLIM」も登場
InWinからは、PCケース内の各スペースをモジュール化して構成を変えられるケース「ModFree」が登場している。E-ATXまで対応するマザーボードのモジュール(Mod-I)と、電源ユニットやストレージが入るモジュール(Mod-II)を組み合わせた「Base Edition」、そこにグラフィックスカードやラジエーターが収まるモジュール(Mod-III)を2台加えた「Deluxe Edition」がある。価格は順に2万7000円弱と3万8000円強だ。
Base Editionのサイズは約261.8(幅)×411.5(奥行き)×531(高さ)mmで、Deluxe Editionは約261.8(幅)×511.6(奥行き)×631(高さ)mmとなる。
オリオスペックは「工具なしで各モジュールを着脱できて、マザーボード(Mod-I)の向きを変えたりもできます。パーツの配置やエアフローも含めて、かなり自由にレイアウトを変更できるのが魅力ですね」と話していた。
また、同店にはRAIJINTEKの変わり種ケースも入荷していた。「PAN SLIM White」で、価格は4万円弱だ。
スタンド付きの横置きケースで、サイズは約629(幅)×354(奥行き)×174(高さ)mmとなる。Mini-ITXマザーボードとSFX電源が組み込める他、付属のライザーケーブル(PCIe 3.0対応)により、最長340mmまでのグラフィックスカードも内蔵可能だ。
同店は「オーディオラックには入りにくいサイズですが、頑丈な天板を利用してモニターを上に置くなどの工夫ができます。室内でどうレイアウトするかという楽しみもありますね」という。
続いては、光らないマザーボードの新モデルだ。
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