好調なGeForce RTX 4070 Ti SUPER搭載カードでも目立つ“白人気”:古田雄介の「アキバPickUP!」(2/4 ページ)
NVIDIA GeForceの新しいGPUを搭載したグラフィックスカードが出そろい、おおよその反響が見えてきた。中でもRTX 4070 Ti SUPERが好調だが、とりわけ白モデルの売れ行きが目立っている。その傾向は、マザーボードでも同様らしい。
MSIから白系AMDマザー&黒系Intelマザーがデビュー
マザーボードも、白系の新製品が登場している。MSIのAMD系モデル「X670E GAMING PLUS WIFI」と「B650M GAMING PLUS WIFI」で、価格は4万4000円弱と2万6000円前後となる。
X670E GAMING PLUS WIFIはM.2スロットを4基備えるATXマザーで、PCIe x16対応スロットも3基備えている。B650M GAMING PLUS WIFIはM.2スロットを2基搭載したmicroATXモデルで、どちらも黒い基板にホワイトシルバー基調のヒートシンクを採用する。
パソコンSHOPアークは「ヒートシンクのカラーを気にする人は多いですね。どちらもゲーミングマシンを組むいい選択肢になりそうです」と話していた。
一方で、同社からは黒ベースのハイスペックマザーも登場している。ATXサイズのIntel系モデル「MPG Z790 CARBON WIFI II」で、価格は8万円弱だ。
2022年10月に登場した「MPG Z790 CARBON WIFI」をベースにしたモデルで、PCIe 5.0 x16対応のスロットやPCIe 5.0 x4対応のM.2 SSDスロットを備え、Intel製の2.5GbEチップを搭載する点は共通だ。基板は黒く、ヒートシンクもカーボンブラックを基調にしているが、ロゴマーク回りの装飾などが一部変更されている。
「Core(第14世代)プロセッサに対応したアップデート版ですね。19+1+1フェーズで頑丈な作りになっていますし、ハイエンド構成で好む人が多そうです」(同店)
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